ブルー・オーシャン戦略

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「血みどろのレッド・オーシャン」から抜け出すための、
新しい市場「ブルーオーシャン」を生み出す。

戦略とは、一定の限られた土地を巡って、
敵と向き合う事と思い込んでしまう。
境界の決まった市場で、競争相手と正面対決する事を
前提としている。
これでは、戦略と言っても、消耗戦に陥ってしまう。
「レッド・オーシャン」にいたのでは、
労力の割に、利益は上がらない。

競争をしない事、少なくとも、
当面は競争相手の存在しない
市場を作り上げる事が必要だ。

これは多角化とは違う。
多角化は、自社にとって新しい市場であっても、
既に市場として存在しており、競合相手もいる。

「へとへと」になるのは、単に消耗戦になるからではない。
何処に行くのか分からない。
夢とか希望が無い時に、「へとへと」になる。

「レッド・オーシャン」であっても、
企業の目標が明確で、それが共有されている時、
喜々として競争に向き合う社員がいる。

「戦略より戦闘」を合言葉にしていた
リクルートは、その好例だ。

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