食うための仕事と、理想を貫く仕事。両方が融合すれば理想的だが、
現実には理想をかなえるまでに、嫌々食うための仕事を続けるのが人生。
人によっては、それが一生続くことだってある。
「理想を実現するため」仕事を始めたはずが、
いつしかお金の魅力に惹かれ、理想を忘れてしまう人もいる。

何でもいい、自分の中に考える基準になるものがあると、
人生は少しだけ、しのぎやすくなる。
だいたい、はなっから「自分はこういう人間です」なんて
分かるわけがない。

真の贅沢は、人間関係にこそある。
人と人が出会い、互いを尊重し、それぞれが育んできた知性や教養を
持ち寄った時に、生まれるもの。
与えられた命と知性を使って、この世界をより深く掘り下げ、知っていく喜び。
これ以上の贅沢はない。

お金がすべてという価値観に打ちのめされないためには、
それに負けないだけの価値観を自分の中に培わなければいけない。

手塚治虫は、トキワ荘で切磋琢磨していた頃の赤塚不二夫に、こう言われた。
「いい漫画を描きたいなら、漫画から学ぶな。
一流の映画や小説、音楽と接しなさい」
自分の価値観がすべてでは自滅する。

自分で選んだわけじゃないけれど、潮目が変わる時がある。
どんなお金持ちだろうと、
人生の残り時間はお金じゃ買えないってことを本気で考え出したら、
売れるとか売れないとか
そんなことには構っていられない。
「自分にはこれしかない」とあまりに思いすぎると、
せっかくいい波が来ているのに、見逃してまう。

お金至上主義の世の中と一線を画し、自分の理想を見つけるべきですね。

エンジンオイル、メーカー、OEM仲間の経営塾より