落合博満バッティングの理屈

Pocket

ビジネス書で大切なのは、まず成功への方程式が書かれていること。(成功確率を高める論理的なやり方です)
そして正しい成功への道筋(訓練法など)が書かれていることです。成功に必要なのは、緻密な論理と、そこに近づくための「訓練」。

センター返しを意識していれば、レフトへもライトへもヒットが打てる

打者はボールを両目でしっかりと見ることが難しいのだ。ならば、体の動きがブレないスイングを身に付け、できるだけ両目で投球をとらえていくことが、“しっかりとボールを見る”こと

理想のバッティングを追求していくなら、ボールにいい回転を与える練習、すなわちボールの下にバットを潜らせる感覚を養っていくことが大切だ。しかし、高さ2メートル程度の防球ネットに向かって打とうとすると、打球がネットから飛び出すことを避けようとするあまり、ボールの上っ面をインパクトしてしまう

できるなら素振りは暗い部屋の中でやってほしい。高校や大学では、数十人の選手がきれいに並んで「イチ、二、サン」と掛け声をかけながら素振りをすることも多いだろう。素振りをする時は、余計な景色が目に入らない場所がいい。そこで、実際に投手と対戦するイメージを高め、「必ず打つんだ、絶対にうまくなるんだ」という気持ちを込めてひと振りずつ積み重ねていく

疲労はスポーツ選手にとって避けられないものだが、高い成績を残せる選手はできる限り疲れをためない方法を考えている

技術的なスランプは、自分のフォームを崩すことから始まる

高打率を残すためには、目の錯覚と戦え

ストレートのスピードが速い投手と対戦する時、どうしても「速い」という感覚を持ってしまう。だが、速いから急いでスイングしなければと考えた時点で打者の負けだ。
速いから急ぐのではなく、速いボールに対しては準備を早くすればいいだけだ

どんなに優秀な指導者だって、選手全員の細かな変化をすべて把握するのは困難だろう。こうした問題を解決するには、いつも同じ人に自分のバッティングを見てもらうのが得策だ

バットは打者としてのタイプではなく、自分の手のひらの大きさで選ぶべきだ

カーブは“ストレートよりもスピードの遅いボール”だと考えよう
結論から書いてしまおう。私は、“ストレートよりもスピードの遅いボール”もストレートと同じ打ち方でいいと思う

捕手の性格を分析すれば、投手との対戦も楽になる

一流になるための指南書であり、成果を出すための仮説・検証のマニュアルです。ジャンルは野球に限らない。

エンシンオイル、メーカー、OEM仲間の経営塾

Pocket