中尾隆一郎

☆KPIの全体像
KGI(Key Goal Indicator)=最終的な目標数値
CSF(Critical Success Factor)=最重要プロセス
KPI(Key Performance Indicator)=最重要プロセスの目標数値

よくあるダメなケース
・たくさんの数値目標を設定しているケース
・現場でコントロールできない指標を KPIとして設定しているケース
・先行指標ではなく、遅行指標を選択しているケース


KPIマネジメントは、できるだけ旬な、できれば現在、この瞬間の数値把握が重要です
最もシンプルに売上を表現すると。販売数量×平均単価と表現できます。販売数量は「アプローチ量×歩留まり(CVR)」と表現できます

☆売上を上げるための選択肢
(1)アプローチ量を増やす
(2)歩留まり(CVR)を向上させる
(3)価格を上昇させる

受注率=CVRを上げるには「複数案の提案」をすればよいわけです。この「複数案の提案」こそがCSFです

☆設定したCSFやKPIが正しいかどうかのチェック
(1)整合性 (2)安定性 (3)単純性

そのCSFが変化するとKGIも変化するのか。そしてKPIが達成するとKGIも達成するのかといった整合性を確認
データ入手や加工の日程と他業務がかぶっていないか、そのデータ入手を外部に依存せざるをえないことはないかなど、安定的にデータをアウトプットできるのかを確認します
現場のメンバーがまったく理解できないのでは困ります
KPIが信号だとするならば、1つであることが重要
KPIを分数にする場合は、分母が変数なのは避けた方がよい

営業量を増やしたいときは時間短縮が効果的

☆営業プロセスを短縮する3つの方法
(1)プロセスの省略 (2)プロセスの標準化 (3)業務の分担

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