脳リミットの外し方・自分の限界を超えろ!

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茂木健一郎

自分には無理、これが精一杯などと思い込むのは、自分で自分に呪いをかけているようなもの。これを脳リミットと呼ぶ。

自分の脳が日ごろから感じている限界値を意味する。新しい事に取り組むのが苦手、あるいは、限界まで頑張ったことがない。こんなタイプが脳リミットを外せない。思い込みが脳にブレーキをかけ、自分の力を最大限に発揮できない。

日本社会は、潜在的な能力とは別に、ある一定の年齢に達したら、こうしなければいけないといった、思い込みの制約が多いのは確かだ。年甲斐も無くとか、いい歳をしていてといった年齢相応の振る舞いにとらわれがちだ。まずは、そうした発想のくびきから自由になろう。

1.自分の限界は、自らが作りだした幻想
2.自分という枠から飛び出す勇気を持つ
3.失敗を恐れず、変化を心から楽しむ

3点をするためには、小さな成功体験を重ねて、自身を持つ事が重要だ。さらに、その為には自分の限界を超える工夫が必要で、自分の事を客観的な視点で可能かどうかを判断し、自分に足りない能力を見極めて、失敗は反省して改善していく事だ。これは、柔軟な発想があってこそできる。
更に必要なのは、やり抜く力だ。三日坊主でも、繰り返せば継続になる。上手く行かなくても、最善の努力で続けて行く。なりたい自分をイメージして、自分の強みを活かし、欠点は補うように考えて行くことが肝心だ。年齢を問わず、様々な挑戦を始めよう。

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