『プライベートバンカー驚異の資産運用砲』

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杉山智一

海外のプライベートバンクは、ファンドや債券、保険などの金融商品に対して、日本の金融機関とは比べ物にならないほど高い担保価値を認めている

〇オフショア生命保険を利用した資産運用法の手順(簡易版)
(0)オフショア法人を設立する
(1)海外の生命保険に加入する
(2)自己資金を元にプライベートバンクから融資を引き出し、
   レバレッジを効かせて保険料を支払う
(3)海外のファンドを運用し、こちらにもレバレッジをかける(
4)融資の支払利息を運用利息で支払う形で相殺する
(5)巨額の死亡保険金(代理人)または、巨額の解約返戻金(本人)を
   受け取るプ

ライベートバンクを通じて、日本の規制がかからない海外の生命保険に加入すれば、そこには全く別の世界が広がっている。
加入者は自分が亡くなった時点で最大1億ドル、
つまり日本円にして115億円もの保険金を家族に残すことができる
50歳の非喫煙者である男性が日本の大手保険会社の生命保険に加入した場合、
この人が死亡時に6億円の死亡保険金を残すためには、
総額で5億5948万円もの保険料を払い込む必要がある
ところがこの人が海外の生命保険に加入した場合は、
207万6102USドル(日本円にして約2億3875万円を払い込めば
同じく6億円(522万USドル)の死亡保障を得ることができてしまう

運用に際して私がよく顧客に推奨するのは、米国のハイイールド債(高利回り債)のファンド(単独のハイイールド債ではなく、それをいくつもパッケージ化した投資信託)を複数銘柄購入すること
プライベートバンクは顧客が購入した100万ドルのハイイールド債ファンドに担保価値を認め、これを担保にすることでさらに150万ドルの融資をする。
これによって顧客は、さらに150万ドル分のハイイールド債ファンドを購入し、合計で250万ドル分保有できる

筆者の資産配分比率はUSドル58.7%、スイスフラン32%、ユーロ4.5%、豪ドル2.8%、日本円が2%といった具合である

一般的な経済学の理論では、金利が上昇すれば株価は下落する

資産1億~5億円以下の段階まで来れば、香港、シンガポール、スイス、モナコなどにあるプライベートバンクの助けを借りることができる

とある金持ちが、「お金がないと不自由だ。お金があると、もっと不自由だ」と言っていました

富裕層はこんなことをしているのか、と裏側をのぞく

エンジンオイル、メーカー、OEM仲間の経営塾より

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