「人の話を聞くための7つのポイント」

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竹内慎也

まず、人間関係を構築するために絶対に欠かせないものがあります。それは、「相手の話をしっかりと聞く」という事です。どのように話を聞けばいいのかについての最も大事な原則を7つご紹介しております。この基本がどれくらい出来るか?が、人生の質を決めていきます。

1: 相手の全体から把握する
言葉以外の伝え方、表情、態度など相手の全体から相手の気持ちを理解するように努める。言葉だけ、感情だけと判断軸が偏らないようにすること。

2: うなずき
うなずきは、「話を聴いています」という一番わかりやすいメッセージです。「浅いうなずき」は話の展開を促し、「深いうなずき」はそうだったんですねという共感のサイン。早さと遅さにも着目してみる。

3: 相づち
相づちは対話のリズムを作ったり、話を促したり、話を了解しているメッセージ。相づちに気持ちを込めバリエーションをもたせる。例)「そう!」と弾むように言えば嬉しい気持ちが、「そう…」と語尾を下げたら失望した気持ちが、「そう?」と語尾を上げれば疑問の気持ちが伝わります。大きくわけて相槌には3 種類ある。3 種類を探してみよう。

4: ミラーリング
共感的雰囲気の中で相手の動作を真似ること。相手が嬉しそうなら、嬉しそうな顔つきで、相手が困っていそうなら、困った顔つきで対応する。相手は自分の話しをちゃんと聴いてもらっているという実感がわきます。要は相手の鏡になること。ですが、やりすぎは禁物です。

5: オウム返し
相手の気持ちのこもった言葉を拾って返すことで、相手の気持ちに寄り添うことができます。相手の言葉の中から感情を表す言葉に注目してそれを拾って返す。

6: 話の節目で「明確化」する
相手の話しを自分が正しく理解しているかどうか時々確認すること。話の区切りがついたときに、相手が一番伝えたいことを要約して「明確化」すれば、誤解のない会話が続けられます。

7: 相手の感情を言葉に置き換える
相手の感情を勝手に決めつけてはいけません。相手がどう感じているのか、想像しながら、やさしく問いかけることで相手の気持ちを確認する。

エンジンオイル、メーカー、OEM仲間の経営塾より

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