藤村正宏
情報過多時代の消費の鍵を握る「Family(家族)」「Friend(友
達)」「Follower」、「3つのF」
個人に流れ込む情報量の伸びは想像を絶するほどになり、人ひとり
が処理できる能力を超えるようになりました。だから人は、友人や
家族などの「つながっている人」の情報に注目するようになるわけ
です。
「3つのF」──家族(Family)、友人(Friend)、
フォロワー(Follower)からの情報が信頼され、選ばれる時代になっ
たのです
「消費が企業のコントロール下から離れてしまった」時代、企業に
は、「消費者との関係性の『質』を上げていくことが求められる。
今の時代、個人がメディアになることが、最強です
発信が増え、情報が増えるということは、選ばれにくくなるということ
2017年夏、関西の高速道路のサービスエリアのフードコートで、
「ガチャめし」が人気を集めました。ガチャめしっていうのは、
「ガチャを回して出た食券で、メニューが決まる」という、食事を
するというより、遊びに参加しているような楽しい企画
SNSでは、楽しいこと、面白いこと、バカらしいことなどなど、
「遊び」の要素がとても大事
新規客がいない時代がやってくる
「売り込みばかりしない」という意識が大事
「量」より「質」の時代になった
人柄のいい会社が繁栄する
これからSNS淘汰時代が始まります。個が出ていない投稿はます
ます見られなくなっていく
買ったお客さんのほうから、「おめでとうございます」といわれる
消費って、すごいです
「組織」より「個」
「売る」より「関係性」
「仕事」より「楽しさ」
人がリアルに集まるイベントをやることって、今の時代「価値」に
なるのです
どっちが儲かるかではなく、どっちが楽しいか
これから社員を募集するためには、応募者のSNSを見るようにする
エンジンオイル、メーカー、OEM仲間の経営塾より