3秒でハッピーになる 超名言

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ひすいこたろう

《喜べば 喜びごとが 喜んで 喜び連れて 喜びに来る》

この世界の最大の罪は「不機嫌」でいることです。
不機嫌はうつるからです。

ではどうすれば「上機嫌」(いい気分)でいられるか。
それは「前祝い」をしちゃうこと。
いいことなんか何ひとつなくても、先にお祝いしてしまえばいい。
じつは、この「前祝い」は、日本人が古来からやってきた

願いの叶え方でもあるのです。

たとえば、お花見や盆踊りは、古来日本人の願いを叶えるための

知恵でした。

春に満開に咲く桜を秋のお米の実りに見立てて、

先に喜び、お祝いすることで
秋の豊作を引き寄せようというのが、お花見の由来です。
盆踊りも、豊作を喜ぶ「前祝いダンス」。

前祝いすることを「予祝(よしゅく)」と言いますが、
予祝こそ上機嫌をつくり、願いを叶える最高の方法なのです。

あの俳優の武田鉄矢さんが鳴かず飛ばずだったときに、
この「予祝」をしたことでブレイクしたというお話があります。

ある日、鉄矢さんのお母さんが、寝ていたお父さんを起こして
「今から祝杯をあげよう」と突然言い出した!

鉄矢さんは「めでたかことは、なーんにもなかばい」と伝えると、
お母さんは「とにかく先に祝おう」と。

鉄矢さんはポカーン(笑)。
すると、お母さんは言いました。
「おまえには貧乏神が取り憑(つ)いている。

でも乾杯すれば、その貧乏神は
『ここまで苦しめているのに、まだおめでとうとか言ってるよ』と
拍子抜けして離れていく。
だから親子三人で一芝居打とう」と。

こうして親子三人で予祝をしたら、鉄矢さんのもとに、
『幸福の黄色いハンカチ』の映画出演のオファーがきたのです。

鉄矢さんはこれが「予祝」だったのだと、あとで知ります。

喜べば、喜びがやって来るんです。
予祝とは、先に祝ってしまうこと。
願いや想いが、あたかも本当に叶ったかのように祝う。
これは、言霊(ことだま)の原理と同じ。

言霊とは、言葉に宿る霊的なパワーのこと。
嫌なことを言えば、嫌なことが起き、

楽しいことを言えば、楽しいことが起きる。
結婚式のスピーチなどで使ってはいけない言葉とされる

「忌み言葉」も同じ。
縁起の悪い言葉であり、運を落とす言葉。

予祝は運を高める。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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