田中宏幸
吉本興業代表取締役専務
歳を取っていても、下っ端でも、禿ていてもいいのだ。
そのどこが悪いのだ、という開き直りが、
お客さんを一番元気づけているのではないか。
言い換えると、人間の多様性を認めることが
笑いに繋がっているのではないか。
どんな格好でも、生きているだけでいいのだという
安心感が底にあるのではないかと感じた。
心は筋肉の様に鍛える事はできないのではないか。
どんなに強そうな人も、
心には軟らかい部分があるように思える。
「笑い」は人間の弱い所や醜い所も全部認めた上で、
生きていく元気をふんわりとくれるものではないか。
エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より