「あいづちなんかいらない」

Pocket

エグゼクティブ コーチング トレーナー秋山 ジョー 賢司

「せやから、どないしたいねん」
たまにこう思って、心の声が口に出ることもありますが、
ここは我慢してちゃんと聞いてあげる。

部下の話を聞きながら、
「なるほど」「わかるよ」
などと安易にあいづちをしない。

それよりも、
「ほーっ、それってどういうことなの?」
「それから、どうしたの?」
「その話、もう少し聞かせて??」

と、簡単に同意せず話を展開していきます。
そして、しばらく聞いた後に、
「なるほどなー」「そういうことか」
「知らなかったよ」
と、初めてここで頷く。

こうすることで、部下は上司であるあなたが、
深いレベルで自分の話を受け取ってくれた
と感じることができるのです。

「営業力」のスキルを部下に使うなんて、
効果的なのか?なんて思っていませんよね。
もちろん効果的です。

真のトップ営業マンの営業スキルとは、
相手を人生の主人公にしていくことです。
あなたの声掛けで、
部下を「部下の人生の主人公」にさせていく。
結果として、部下のパフォーマンスが
圧倒的に上がっていきます。

部下に「あいづち」を打たない。
安易な「なるほど」は禁止です。

「ほーっ、それってどういうことなの?」
「それから、どうしたの?」
「その話、もう少し聞かせて??」

これを沢山使ってから、
最後に「なるほどなぁ~」と深いあいづちをします。
そのあとは、あなたが部下に言いたいことを言ってみて下さい。
部下の反応が変わってきますから。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

Pocket