「成功おじさん」の最優先ルール

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チャーリー・ジョーンズ

生きることを学ぶには、ポジティブな姿勢と心の眼、
この2つを育てることから始めよう。

《第一に、誰に対しても、どんなときでも、
何かポジティブなことを言う》

わたしは、そうしなければならないと言っているのではなく、
そう努めるようにと言っているのだ。
達成はできないにしても、
常に「成長の途上にある」ことはできるのだから。

へたをすると、わたしたちの会話の99パーセント近くが
ネガティブなものになる。
誰かをほめるのではなく、ネガティブなことを
口から出したくて、うずうずしている人もいる。

わたしが言っているのは、皮肉交じりのお世辞とか
余計なひとこととかではなく、
正真正銘の厭世主義(ペシミズム)のことだ。

仕事の場でも、教会や家庭でも、
他人に何かポジティブな言葉をかけようとする人こそ、
その場の雰囲気をいちばん明るくする。

何についても、誰に対しても、いつも何かポジティブなことを
口にするというのは、そう望めばできることだ。
わたしはそう信じている。

次のふたつのせりふが、どんな差をもたらすか、考えてみよう。
「この雨で何もかも台なしだ!」
「あのきれいな虹を見てごらんよ!」

誰に対しても、何かポジティブなことを言う習慣を
身につければ、全員に話しかけなくてもすむようになる。
どこに行っても、あなたのイメージが、
その場の雰囲気をポジティブにするからだ。

たった一言で、相手の気持ちを冷やしてしまったり、
シュンとさせてしまう名人がいる。
悪口、非難、不平不満、グチ・泣きごと、文句などのような、
ネガティブなことを言ったり、相を否定したり、
ゆるさなかったりする人だ。

反対に、たった一言で、相手の気持ちをあたたかくしたり、
明るく元気にさせてしまう達人もいる。
ありがとう、感謝します、ツイてる、うれしい、たのしい、
しあわせ、というようなポジティブなことを言ったり、
心から相手をほめたり、認めたりする人だ。

自分の口から出た言葉が、
相手を明るくするのか、暗くするのか。
毎日毎日の、ポジティブな言葉の積み重ねが
自分の人生を形づくる。

仕事や家庭で実践するのはもちろんだが、
コンビニや、レストランといった
自分がお金を払ってお客になるところでも、
相手を喜ばせる言葉は必要だ。

ポジティブなことを言う習慣が身につけば、
ポジティブなイメージが定着し、
その人が入ってきただけで、
話をしなくても、その場は明るくなる。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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