貸家が増えている/オイル買います売ります

Pocket

人口が減っている日本では、住宅の空家率が14%もある。これは、まだまだ上昇する筈だ。
なのに、政策で貸家建設が進んでいる。更に空家は増えて、家賃は大幅に下がるだろう。

それでも、政策により節税するのが目的の家主は、気にせず投資に励むだろう。

なぜ、貸家が増えているのか。

まず、節税である。所有する土地に、貸家を建てると相続税の評価額を減らせる。
昨年から、相続税の課税が強化されたので、貸家建設による節税が大流行である。

次に、マイナス金利だ。住宅ローンやアパートローンの金利も低下している。

今後、貸家需給は悪化するのは明らかだ。家賃が下がれば、消費者物価全体が押し下げられる。

Pocket