米英の債券金融システム

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米英を中心に世界に資金を大量供給してきた
「債券金融システム」は、
1972年のニクソンショックによる
金本位制の崩壊後の状況を利用して構築され、
1980-90年代に開花・拡大した。

だが、拡大はバブル膨張でもあり、
2000年代になるとバブル崩壊し始め、
2000年のIT株バブル崩壊、
2007-08年のサブプライムローン危機から
リーマン倒産で信用不安を引き起こし、
いったんシステム破綻した。

その後、米欧日の中央銀行群が造幣した資金で
債券を買い支えるQEを開始し、
破綻した債券システムを蘇生したように見せかけて
延命させた。
この延命体制は現在まで続いているが、
かなり行き詰まっている。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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