コミュニケーションが大切。
他の会社よりも、もっと大切である。
経営者と従業員との間では、もちろん。
同族間や家族内においても、コミニュケーションが
しっかりしていないといけない。
もっとも重要で難しいのが、経営者とその後継者だ。
特に、それが親子だったら難しくなる。
経営者と、その後継者は世代が離れており、
二人のコミュニケーションは、
行きつ戻りつしながら変化していく。
伝統的、支配的な親子関係から、
成人対成人の対等な関係へと
調整されていくことが必要だ。
コミニュケーションは、家族の問題から
事業の所有と経営の問題へとシフトしていく。
事業経営という視点から見る。
親子間のコミュニケーションを意識的に取る。
そうすることで、後継者の意識が進化し、
経営者として成長する。
親の方も、引退に向けての心の準備が整ってくる。
世代の離れた同族メンバー間のコミュニケーションは、
当初、あまり円滑には進まない。
二人のコミュニケーションスタイルが、
一方が子供の頃に形成されたままで
維持されているからだ。
経営者として成熟する一方、子供の立場が変わり、
大人と大人の関係になったにもかかわらず、
家族の視点で見た親子関係のままの
コミュニケーションスタイルを取り続けている。
感情ではなく、ビジネスと合理性のニーズに基づいた
コミニュケーションスタイルに変える必要がある。
エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より