共感的理解

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 金山元春(高知大学准教授)

自然に感じるのではなく、意図して共感する。
相手の理解に努めた結果として生じる共感的理解。

心を楽にして穏やかな気持ちで、話を聴く。
「この人の事を知りたいな、理解したいな」という
素直な気持ちで話に耳を傾ける。

理解できない事があったら、素直に尋ねる。
分かった振りも、相手の否定もしてはいけない。

相手の話を理解できたと思っても、
こちらの理解や受け止め方がずれていないか、
相手に確かめるような応答を心がける。

そうした応答を丁寧に繰り返していると、
腑に落ちる感覚が生じてくる。

相手の話が腑に落ちたら、それも相手に伝えてみよう。
それが相手の腑に落ちたら、
お互いに分かり合えたという感覚が得られて、
強い信頼関係が生まれる。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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