島田紳助に学ぶ異性の口説き方

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もしあなたにとってすごく素敵な異性がいたとしましょう。
性格も優しくて、趣味の話も合う。容姿も自分の好みのタイプ…。
あなたは意を決して告白をしたものの
「ごめんなさい、もう付き合ってる人がいるの」って返事が…。

このように、世の中、いいなと思った男性、女性ほど、
大概 彼氏、彼女がいますよね。
しかし、ある番組の中でお笑い芸人の島田紳助が
このような状況を打開する方法を紹介していました。
それは次のような言葉が効果的であると言います。

「一個だけワガママ言ってもいいですか? ごめんなさい。
私、〇〇さんのこと勝手に好きでいてもいいですか? 」

この言葉には3つポイントがあると言います。
1つ目は、ノーリスクであること。

「好きなんです。付き合ってください。」というと
付き合ってもらえるか振られるか2つの結果になります。
しかし「勝手に好きになっていいですか」は
2つの選択肢を迫っているわけでもないため、
振られたりして傷つくこともありません。

2つ目は、相手が「別にいいよ」となること。
なぜなら、相手対してに”何か頂戴”と
求めているわけではないからです。

3つ目は、相手がだんだん意識してしまうこと。

「この人は自分対して好意を抱いてくれている」と
思っていると相手もだんだんと意識し、
好意を抱いてくれる可能性が上がります。

仮に付き合ってる相手と
何らかのトラブルや別れがあった時に、
継続的に関係性を築いておけば、
連絡が来て付き合える確率が高まることでしょう。

さて、これは男女の恋愛に関してですが、
読んでいるあなたもお気付きのように
営業に関しても興味深いヒントを含んでいます。

〇NO.2のススメ?

あなたも商談や取引を進めていて
次のような経験があるのではないでしょうか?

「すみません。商品は良いんだけど、
別のところと取引してるから・・」
「もう知り合いの人から契約してるので、ごめんなさい」
などなど‥。

すでに、見込み客が競合と取引している場合でも
NO.2として相手との関係性を維持しておくことは
男女の事例でもおわかり頂けたように非常に重要です。

米国で元トップセールスとして実績をあげた
ボブ・バーグ氏も同様に
このNO.2の重要性を指摘しています。

「たとえ、あなたの見込み客が今、
あなたの競合と取引している途中であっても、
待つ価値があると感じたら、連絡を絶やしてはいけない。
巧みなフォローアップを丁寧に行い、
競合相手がヘマをしたり、
何らの理由で取引ができなくなった時に、
代わりを務められる準備をしておくべきだ。」

さらにあなたの見込み客のリストの数が十分に多ければ、
統計的に言っても、
一定の割合で見込み客にとってのNO.1が引退したり、
何らかの理由でいなくなる可能性があります。

たくさんの見込み客のNO.2として、
しっかりとやるべき事をやっていれば、
いずれ、多くの見込み客のNO.1、
つまり仕事や紹介を回してくれるポジションに
格上げされることもあるはずです。

あなたも営業していてわかるように
素晴らしい見込み客というのは、
すでに担当者がいるものです。
しかし、じっくりと関係性を築きあげていれば、
おのずと担当者としてあなたが選ばれる可能性は
高まっていきます。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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