超スピード文章術

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上阪徹

素材を集めることが重要だ。
文章の9割は素材、
だから書く前にしっかりとした素材を集める事が
文章全体の構成を決める。

書き手である自分に、何が求められているのかをつかんで
読者を想定し、素材を読み易い順番に組み立てて、
一気に書くことが大事だ。

書けないと感じるのは、十分な素材が無いからである。
素材を準備する事は書くための大前提である。
その際に必要なのは、
想定する読者に伝わるような素材を、出来るだけ多く集める。
その上で、目の前にいる読者に対して
喋って伝える事を想像しながら、
素材を並べる順番を決めて行く。そんなイメージだ。

素材を箇条書きで並べてアイデアを出していく。
その他にも、全ての素材を目に見える状態にする。
そうすると、書くスピードは格段に上がる。
その際には、所定の文字数よりも多く書いて、
後から削るやり方の方が勢いが出て
結果的には速く書き終えることができる。

最後の推敲のプロセスでは、
書き手が熱くなって書いた文章を寝かせることで、
初めて読む人の視点で冷静に修正することができる。
また、全体から部分へと焦点を移しながら
原稿を修正することも重要だ。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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