水素エンジン

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ボルグワーナーFIS Japanカントリーマネージャー兼チーフエンジニアのHans Hardam(ハンス・ハーダム)

「水素だけでなく、合成燃料(e-Fuel)やアンモニアを使うエンジンなど、内燃機関の革新に関わる幅広いテーマの開発を進めている」 
さまざまな次世代エンジンの候補がある中で、水素エンジンの魅力はどこにあるのか。
内燃機関部品を主力事業としてきたボルグワーナーとしては、インジェクターやターボチャージャーといった既存製品を活用できる点が大きい。 

水素エンジンは燃料電池車(FCV)と同様に原理的には二酸化炭素(CO2)を排出しない。
一方でFCVと異なり既存のエンジンの延長線上にあり、FCVに比べて安価にできる可能性がある。
ガソリンエンジン車のコストと比較すると、「FCVはシステムを刷新する必要があるため数倍と高いが、水素エンジン車なら1.2~1.3倍で済む」

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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