時代は変わる、売れ筋も

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秋葉原が、また変わる。電器街からサブカルチャーの発信地へ。その次は、日用品と化粧品だ。

ビックカメラの秋葉原の新店は、店の顔である低層階へ、日用品と化粧品売り場を設けた。照準は女性に合わせられている。
傘下のソフマップの旗艦店の秋葉原本館を転換した。パソコンの売り場面積では、ヨドバシに敵わないのと、パソコンの不振が背景にある。
また、インターネット通販の登場で量販店での販売は、従来ほどの伸びは期待できない。カカクコムも、ウェブサイトのアキバ総研で、パソコン部品に関する記事の定期更新を終了した。
代わりに台頭したのがアニメなどサブカルチャーの発信拠点だ。
オタクが集まる街として外国人観光客を呼び込み、爆買いの地となった。
近年は、近隣の再開発でオフィスビルが増え、女性客が増えてきた。女性を主な客層に据えたアニメ関連販売店もオープンした。女性専用カプセルホテルも誕生した。
ラオックス秋葉原本店では、購入者の7割近くが女性となっている。対面式の化粧品販売コーナーを設けた、新たな顧客を取り込むつもりだ。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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