『強みを活かす』

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曽山哲人

人は他人に金を払ってもらってもそこまで真剣になれないけれど、知人に払ってもらったら真剣になる。

・どんなときに楽しさを感じるかを聞く
・マネジメントのバリエーションを増やす
・仕事以外の共通項をどれだけ持てるか
・キャリアプランよりキャリアオプション
・率直に、結論を一つだけ言い続ける

自己効力感を高くするにはどうすればよいのか。それは、「強みを見つけ、活かすこと」
一番成果を出す人に任せる
貢献の意識が高い人のほうが応援したくなり、結果として人望が集まりやすい

私がその人の強みの源泉を理解するために、面談や雑談でよく聞く質問があります。それは、「どんな時に楽しさを感じる?」という質問です。「どんな時に嬉しいと感じる?」と言い換えたりもします
面談などにおいてその人をもっと知りたいと思ったときに、「キャリアライン」を書いてきてもらうことがあります。これはモチベーショングラフとも呼ばれるものですが、自分のこれまでの成長ストーリーを書き出してもらうものです

逆説的ですが、仕事における信頼関係の度合いは、「仕事以外の共通項がどれだけあるか」で決まります。仕事だけの関係は、仕事という一点だけの関係なので、つながりが弱いのです

月イチ面談で強みが見える役に立つのが、文末にすべて「かも」と付ける方法です。書きにくいことや言いにくいことには全部、「かも」を付けて話す。
これを私は「かもトーク」と呼んでいるのですが、書きにくくて言いにくいことを、書きやすくて言いやすくする工夫です

マネジャーが成果を出すための三つの習慣があります。それが、「目標」「役割」「評価」。「目標をもたせる」「役割を与える」「定期的に評価を伝える」ことが大事だと伝えています

キャリアプランよりキャリアオプション

面談では「ここを直してほしい」とはっきりと言います
本来の役割とは違う仕事を依頼するときには、「ごめん、いつもの役割と違うんだけど、お願いしてもいいかな」と、正直に言う

セカンドチャンスがあると、チャレンジが生まれる

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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