『人生に成功したい人が読む本』

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斎藤一人

ナメられたら終わりなんだよ。人間、いつもおとなしいだけじゃダメなんだよ。「丸くとも、ひと角あれや、人心」、と言ってね。人間、まんマルじゃダメなんだよ。ここいちばんの時、「これ、おかしいですよ」って言えないと。

一見すると感謝できないことにも「感謝してます」と言うと、世間が変わり、あなたの人生も変わるよ…ということを、今までわたしは言ってきたんです。
前は「感謝してます」と言うと、因果が消えて、より一層しあわせになる、成功しちゃう人たちが、ホントにたくさんいたんだよね。
ところが最近、世間をぐるっと見渡したとき、波動が変わってきちゃってて。魂的な修業が、「感謝します」から、「威張っちゃイケない、ナメられちゃイケない」に変わってきた。今、起きている問題は、「感謝してます」では埒があかないケースがほとんど。

「威張っちゃイケない、ナメられちゃイケない」を念頭に置いて、答えを出すと、幸せで、成功するんです。ナメられちゃイケないと思っていると、やがて自然と、ナメられないで対処できるようになるしね。
威張っちゃイケないと思っていれば、人に威張らない。この2つができるようになったとき、あなたは本当の実力がついて、世間から絶大なる信頼を勝ちとることができる。

難しい反面、非常にやりがいのある修業だし、ホントに魂が喜ぶような挑戦です。楽しくワクワクしながら、1日100回「威張っちゃイケない、ナメられちゃイケない」を唱えてみるといいですよ。
いつも、おとなしかったり、いい人でいようとすると、ナメられるケースがある。
ナメられる人は、「自信がない」「オドオドしている」「風格がない」「小さな声でまともにしゃべれない」「言い返せない」等々の特徴がある。つまり、堂々としていないし、毅然としていない。一度ナメられてしまうと、その後ずっと頭があがらない。子分のように扱われたり、イジられたり、バカにされたり、軽んじられたり、みくびられたりする。

相手との距離感が大切ですね。頑張ってしまって争いになってはいけない。その緊張感の中で、ナメられてしまうのもいけない。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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