仕事で大切なこと

Pocket

経営コンサルタント、竹内謙礼

仕事で一番大切なことは、一体なんでしょうか?それは、「一緒に仕事をする人」なんだと思います、
一緒に仕事をする人が息の合う人だったり、考え方が共有できる人だったら、多少年収が低くても我慢して働くことができます。また、面白くない仕事でも、一緒に仕事をする人が楽しかったり、自分を認めてくれる人が周囲にいてくれれば、つまらない仕事の中でも、「やりがい」を見つけることができます。

このように、仕事において、「年収」や「やりがい」を超越するものが、実は「一緒に仕事をする人」、つまり”仲間”だったりするわけです。
仕事の同僚、先輩、後輩、取引先・・・仕事の”仲間”との出会いは、非常に運の要素が大きい。巡り合わせやタイミングの問題になってくるので、自分の意思で、コントロールできるものではありません。
だから、仕事で良い仲間に出会いたければ、ひたすら、自分自身を磨くしか方法はないのです。自分自身の能力やスキルを磨けば、それに見合った人が周りに集まってきます。また、周囲の人への接し方や、奉仕の仕方によって、集まってくる人の質が変わってきます。自分自身が魅力ある人間になれば、周囲にも魅力ある人間が集まるようになるので、年収や、やりがいを超越した”仲間”と働くことができて、最高の仕事を体験することができるようになる訳です。そして、一緒に働く人の質が良くなれば、それだけハイレベルな仕事ができるので、当然、結果が生まれやすくなります。仕事にもやりがいが出てくるようになり、必然的に、年収も上がっていくでしょう。

しかし、一緒に働く人の質が悪ければ、当然、仕事のモチベーションも上がりません。結果が生まれにくくなり、やりがいもなくなってしまい、年収も下がって、働く理由を失い、その仕事を辞めていってしまいます。
そうならないためにも、働く人は、常に「人の巡り合わせ」をよくする努力をしなくてはいけないのです。自分を磨く努力を怠らなければ、あなたの才能を求めて、周りに質の良い人が集まってきます。
そして、集まってきた周りの人たちが幸せになるように、たくさん、手を貸してあげましょう。
そうすると、自分が困ったときに、その人たちが手を貸してくれるはずです。
そうやって築き上げた”仲間”という人脈が、あなたの人生における「宝物」になっていきます。良い仲間を引き寄せる努力を怠らないことが、仕事でもっとも大切なことだということを、忘れないでください。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

Pocket