「継続は力なりってどういう事?」

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7エグゼクティブコーチングトレーナー、秋山ジョー賢司

継続は力なり。よく聞く言葉です。継続すると、そのことについて能力が高まる、ということですよね。簡単に言うと「上手くなる」ということ。
では、この「上手くなる」とはどういうことか?当たり前すぎて、考えたことがないのでは?上手くできている人と苦労している人の違いは何でしょう。
例えば、営業の場面を考えてみましょう。上手くできている人は、深く考えなくてもスムーズに営業トークができます。「よし、頑張らないと!」と気合いを入れなくても楽に取り掛かれます。つまり、上手いとは「少しのエネルギーで楽々と行える」ということなのです。

これを人の身体の仕組み(解剖・生理学的)で考えてみると、それを行うための「神経シナプスが太くなっている」と言えます。継続(つまり反復)すると、そのための神経回路に電気信号が何度も流れます。すると、神経シナプスが太くなり電気信号がたくさん流れるようになるので、脳(思考)を一生懸命動かさなくても、動けるようになるのです。つまり、無意識を使って行えるという事です。
今、あなたには大変な思いをしながらも継続している事があるかもしれません。朝のウォーキングをしているけど、起きるのが辛い。読書が必要だけど、なかなか気が進まない。今は、それを行う時に大きなエネルギーを使っています。
しかし、あなたがそれを行う度にそれを行う神経回路に何度も電気信号が流れています。そう、今まさに神経シナプスが太くなっている「最中」なのです。この身体の仕組みを信じて、少しのエネルギーで楽々とできるようになるまで是非「継続」してくださいね。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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