日本の小規模企業/オイル買います売ります

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2014年、日本の小規模企業の数は325万。日本企業の総数382万の85%にもなる。小規模企業の6割は、個人業者。その半数は常時雇用者は、ゼロだ。

小規模企業の営む事業所の数は、1989年がピーク。2014年には、108万も減少して401万になった。108万のうち、100万は、飲食業を含んだ小売業である。

廃業する主な企業は、小売業や飲食店を営む家族経営の個人事業者である。廃業の理由は、高齢化や事業不振だ。これは、全国で増えている商店街のシャッター通り化とも符合する。

失敗による廃業が少ないのが、日本の問題だ。挑戦のコストが高くて、挑戦ができない。だから、アメリカで高い評価を得て、日本に凱旋する企業が多いのも頷ける。

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