『世界のエリートがやっている 最高の休息法』

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久賀谷亮

頭の中にさまざまな雑念が渦巻いている「モンキーマインド」の状態では、脳のエネルギーが膨大に浪費され、どんどん疲労が蓄積し、睡眠の質も低下します。そんなときは、まず雑念そのものに対する「認知」を変えましょう。繰り返しやってくる思考に「名前」をつけると、ループに陥りづらくなります

「扁桃体ハイジャック」に陥らない脳構造をつくる

脳に過度なストレスがかかると、本能や感情を司る扁桃体が暴走をはじめます「扁桃体ハイジャック」から脳を守ることで、チームも家族も守ることができる。

うつ病の人たちには『あのとき、ああしておけばよかった』というネガティブな思考の反復、いわゆる反芻思考(rumination)がよく見られる

とにかく呼吸に細かく注意を向ける。
呼吸と呼吸のあいだに、短い切れ目があることには気づいたかな?
1回、1回の呼吸の深さが違うことは? 
吸う息と吐く息の温度の違いもあるな?

細かなことに好奇心を持つんじゃ
脳のすべての疲れやストレスは、過去や未来から生まれる
脳を変えるには「習慣」が第一
マルチタスクが脳の集中力を下げる

後帯状皮質の活動が低下し、自己意識が背景に退いておる状態こそがフローの正体だとブリューアーは考えておる。
したがって、後帯状皮質の活動を低下させるマインドフルネス瞑想が、集中力の向上につながる

〇「よい睡眠のための心得」
・就寝・起床の時間を一定にする(←体内時計リズムを 脳に覚え込ませる)
・悩みごとを書き出してから床につく(←悩みは脳を 休ませない)
・寝る直前の食事は控える(←食べ物の消化活動は 眠りを妨げる)
・ベッドでテレビやスマホを見ない(←脳が寝る場所でないと 勘違いする)

避けたほうがいいことがはっきりしているのは肥満。
肥満はうつ病の温床であり、同時にうつ病の結果でもある
目的意識のある人ほど「怒り」に注意

組織であろうと個人であろうと、それが成長していくためには努力や頑張りだけではダメなんじゃ。
薪木を燃やし続けるためには、薪木のあいだの「空間」が欠かせん。
それこそが休息なんじゃとわしは考えとる

エンジンオイル、OEMの仲間の勉強塾より

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