技術者、みんなが不可能と言う仕事がある時。みんなで、「出来ます」と100回言う。
「出来ます。出来ます。」どうや? 「いや、出来ません。」今度は1000回言う。
そうすると、不思議な事に、だんだん出来る気分になって来る。そこで、一気に始める。すると、客先の要求する性能に及ばないまでも、かなりレベルの高い製品が仕上がる。
「無理だ」と諦めていたら、とっくに日本電産は倒産していた。「物事を実現できるか否かは、まず、それをやろうとした人が出来ると信じる事から始まる。自ら信じた時、その仕事の半分は完了している。」