アフターファイブ、外国人の同僚とどう付き合う ?

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〇「飲みにケーション」は、外国人も大好き。気軽に誘う。外国人社員は、家族や友人とのプライベートな時間を大切にする。だから、仕事が終わると、さっさと帰る。これは思い込み。小さな子供がいる外国人社員は、仕事が終わるとすぐ帰る。しかし、日本で働く外国人は、結構一人暮らしが多い。彼らは、日本人社員と、よくバーに飲みに行っている。実は、外国人は日本人以上に「飲みにケーション」を大切にする人が意外に多い。外国人社員を飲みに誘う事は、全く問題ない。もし嫌なら、日本人と違い、はっきりと断るからだ。酒がご法度のイスラム教徒でも個人差がある。誘っても問題はない。酒は飲まないが、参加する人は多い。

〇酒の席では、相槌を打つばかりよりも、議論をした方が外国人には喜ばれる。子供の頃から、ディベート教育を受けたり、ダイバーシティ(多様性)に飛んだ社会で育った外国人社員は、議論を喜ぶ。意見の相違や、白熱した議論は、彼らにとって極上の酒の肴である。彼らは、酒の席でも遠慮せず、議論をぶっかける。でも、日本人と違い、感情的になる事は決してない。

〇相手が日本語を話せないのであれば、英会話を訓練する格好の場と心得て積極的に会話する。

〇食事マナーの違いを逆手にして、日本の文化を説明する。「お酌」「ズルズルと音を立てて麺を食べる」などお酌は、外国人社員には、酒の強要ととられる可能性がある。あえてお酌をして、その効果や文化的背景を説明すれば、日本の文化に興味のある外国人社員ならば新鮮な発見に映るだろう。

〇政治や宗教の話題は慎重に。しかし、杓子定規に考える必要は無い。

〇「クリスマス」は、キリスト教の行事。不特定多数に出す挨拶状などには使わない。「メリークリスマス」よりも、宗教色を消して「ハッピーホリデー」が一般的。

エンジンオイル、OEMの仲間の勉強塾より

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