原マサヒコ
「一見正しそうなやり方」は実際には機能せず、
思わぬところに改善のヒントがあるものです。
時にデジタルよりアナログの方が効率が良かったり、
中断することで生産性が上がったりすることがある。
どんな作業も、改善の意識があれば面白くなる。
多能工化することで時短が実現できる。
〇自らを多能工化すると、次の3つのメリットが得られる
(1)個々に身につくスキルが深く・広くなる
(2)個人レベルでアイデアが生まれやすくなる
(3)人間関係が広がり、いざというときに助けを得やすくなる
「時短ワード」は、「目的は何か? と考えろ」
自分にとって大切なことに、より多くの時間を振り分ける
(1)「成し遂げようとしていること」への意識
(2)「会社が求めている価値」への意識
(3)「目の前の仕事」への意識
この3段階の「意識」で人生や仕事について考えていくと、
自分が本当にやるべきことが見えてきます。
逆にいえば、「やるべきではないこと」「やらなくていいこと」が明確になる。「成果につながる動き」にどれだけ時間を使っているかどうかが大事です。
極端なことをいえば、「成果につながらない動き」はすべて辞める。
「進化する」というのは、アウトプットは同じなのにもかかわらず、
仕事が格段に「ラクになる」ということ
トヨタには昔から「時間は動作の陰である」という言葉があった
習慣化のコツは、「流れ」を作ること。
習慣にしたいことを「すでに習慣にしていること」とつなげて、
1つの流れにしてしまう。
書類をわかりやすく収納するためのコツは、
非常にシンプルで「立てて保管する」だけです。
実際、トヨタの現場で使う書類は、ほとんどが立てて保管されていた
「売れるときに売れるものを売れ」これを目の前の仕事に置き換えると、
「状況に合わせて成果の出ることにリソースを集中せよ」という事になる。
年収の低い人は「正確さ」を重視し、
年収の高い人は「段取り・成果」を重視する
情報に翻弄されてムダに時間を費やしてしまうよりも、
現場に足を運んで話を聞いたり空気感を読んだりするというのは、
迅速に結果を出すうえでも必要なことだ。
トヨタのノウハウは、僕らがエンジンオイル、OEM、アルコール、除菌、マスクに関わる時にも大きく役立てねばならないことです。
1川口 達夫