『「水」のように生きる』

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植西聰

生きていると嫌なことは山ほどありますが、
そんな時こそ、どう捉えるか、どう考えるかが大切です。

経営においても、人生においても、
「コントロールできること」と
「コントロールできないこと」を
峻別することが、心穏やかでいるためのカギです。

「人間にとって最善の生き方とは、水のように生きること」
水に浮かび、水の流れに身を任せるようにして、
運命を受け入れる。

「一滴の水も積めば、湖水となる」

「水は方円の器に随う」という諺があります
水には、器の形に従って、自ら形を変えていく
「柔軟性」があります。
この諺は、「人間も、水のような柔軟さを持って
生きていくことが大切だ。
それが賢い人の生き方だ」という意味です。

茶道には「見立て」という言葉があります。
「見立て」とは、「あるものを、従来とはまったく異なった、
別の用途に使う」という意味です

失敗を素直に認められる人は、進歩し、向上していく。

「人はみな、生かされている」ことを自覚して感謝する。

「水はあらゆるものに恵みを与えながら、争い事がない」(『老子』)

「あの人は何をして欲しいのか」を見抜く力を持つ

人への愛情を持てば、自然に謙虚な気持ちになっていく。

自分に謙虚になってこそ、謙虚な努力を続けていける。

悲観的な人は立ち直りが遅く、楽天的な人は立ち直りが早い。

周りの人たちから助言を受けても、
決して自分のやり方を変えようとしない、
頭の固い、頑固な生き方をしてはいけない。

80%のお金で、人生を100%楽しむ

「水は自ら動いて、他のものを動かす」
(黒田如水「水五訓」)

「流れる水は腐らず」

「水は、障害に出合うと、その勢いを百倍にも増す」
(黒田如水「水五訓」)

過去の怒りや恨みの感情は「水に流す」という意識を持つ。

「かけた情は水に流せ、受けた恩は石に刻め」

仕事や立場は変わっても、大きな信念は変えない。

心を空っぽにして初めて、「水のような生き方」ができる。

古い諺ですが、今でも参考になりますね。エンジンオイルのOEM、マスク、除菌剤、すべてに生かしていきたいです。

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