感謝の心で生きる

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「『私は誰の世話にもならず、老後もひとりで生きていく』と
言った方がおられました。

そういう考え方で生きるのもよいと思いますが、
人間は、生きているかぎりまわりに迷惑をかける存在です。
だとしたら、

『自分は無力でたいしたものではないのだから、
人に迷惑をかけながらでしか生きられない』
と思い、まわりのすべてに感謝し、
手を合わせて「ありがとう」と言いながら生きていくほうが、
ずっとラクに生きられるような気がします」

我々は、人に限らず、植物や動物に迷惑をかけながら生きている。
食料として多くの動植物を殺傷し、それを食べているからだ。

自分が迷惑をかけて生きている、
ということを自覚している人のことを謙虚な人、という。

謙虚な人は相手やまわりに、感謝しながら生きている。

「私が」「私が」という「我(が)」が強い人は、
自分中心の「利己の心」で生きている。

「おかげさま」という「下座(げざ)」(下・げ)の心で
生きている人には、「利他(りた)の心」と「感謝の心」がある。

エンジンオイルのOEMも「私を選んでくれてありがとう」という
感謝の心で生きるべきですね。

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