「本来の自分にリセット」

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認知行動療法研修開発センター、大野裕

本人も意識しないうちに、仕事用の外向けの顔になる。
考え方も仕事中心に偏ってくる。
心の内面が置き去りにされたまま、
外向けの顔が、いかにも自分であるかのように
感じられてくる。

精神分析に、こんな表現がある。
フォールス・セルフ(偽りの自己)と
トゥルー・セルフ(真の自己)だ。

仕事中心の生活をしていると、周囲に合わせた、
偽りの自己だけが肥大化してしまう。
これは、精神的な不調の要因になる。

そうした時に、自然に身を置くと五感が刺激され、
本来の自分を取り戻すきっかけになる。

うつ病などの精神疾患の治療に役立つだけではない。
毎日を忙しく過ごしている私たちの心の健康にも役に立つ。

エンジンオイルのOEMも、忙しいからといって
あまりにも仕事中心の生活になり
真の自己を見失わないように気をつけねばならない。

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