脳専門医のダイエット

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肥満になると、「好きな物が食べられない。」 
「お酒が飲めない。」「服のサイズがない。」 
・・・だけではありません。 
糖尿病・高脂血症・高血圧などの生活習慣病から、 
狭心症・心筋梗塞・脳卒中などを引き起こします。 
昔から言われている「風邪は万病の元」と同じで、
「肥満も万病の元」です。

★「私は、太ってる?」

「ダイエット指導します。」と、
多くの医院に張り紙がありますが、 
相談に来られる方は、むしろ少しやせている人です。 
十分やせている人がダイエットをしたいと願って来院されます。 
美容外科に行くと7割は美人だというデータもありますが、 
ダイエットに関しても当てはまるのでしょう。 
美人に美容整形は必要がないように、
痩せている人にダイエットは必要ありません。

あなたにダイエットが必要か要らないか、調べてみましょう。

《肥満度チェック》

身長cm・体重kg、入力は、整数止め

BMIを計算
BMI= 体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) 
標準値:22 

BMI値     判定 
18.5未満   やせ 
18.5-24.9   普通 
25.0-29.9   肥満1度 
30.0-34.9   肥満2度 
35.0-39.9   肥満3度 
40.0以上    肥満4度

★「とにかく痩せなさい」と、言われても・・・。

医師から、『とにかく、やせなさい。』と、言われ
戸惑ったことはありませんか。 
食事制限・運動療法を試みても、効果が長続きしなかったり、 
リバウンドする患者さんは少なくありません。 
どうしたら効率良くダイエットできるかを考えず、 
「食べるのを我慢しないと…」
「運動を頑張ってしないと…」と、ばかり考えていませんか。

では、なぜ肥満になるのか? 原因を考えてみましょう。

★脳専門医のダイエット
原因を知り、効率的なダイエットを・・・。

闇雲にダイエットをするより、
「なぜ、肥満になるのか?」 を知り、
効率的なダイエット方法は何かを考えましょう。

医師の藤野武彦博士らは、 
過剰なストレスから「脳疲労」が起こり、
五感(味覚・聴覚・視覚・嗅覚・触覚)が 異常(鈍感)になります。 
味覚が鈍感になれば、自分では普通のつもりが
実際は過食になっていたり、 
また、五感異常が生じると、動くことがおっくうになり、
体を動かさないようになります。 
その結果、エネルギーが体に脂肪として蓄積され、肥満になります。 
「脳疲労」を解消すれば、痩せられる。 
と言う「BOOCS理論
(Brain Oriented Obesity Control System)」 に基づいた 
ダイエットを提唱しています。

《肥満の原因》 
BOOCS理論

ストレス過剰 
↓ 
脳 の 疲 労 
↓ 
五 感 異 常 
↓ 
(食)行動異常 
↓ 
肥満(生活習慣病)

★脳疲労を解消すれば痩せられる

BOOCSでは、「脳疲労」の解消方法として、
以下の2原理に基づいた3原則を提唱しています。

《2原理》

第1原理:禁止を禁止する原理 
自分が自分を禁止、抑制することをできる限りしない

第2原理:快の原理 
自分にとって心地良いことを、一つでもよいから始める

《3原則》

第1原則: 
たとえ健康に良いこと(運動など)や良い食べ物でも 
嫌であれば決してしない(食べない)。

第2原則: 
たとえ健康に悪いこと(食べ物)でも好きでたまらないか、 
辞められないこと(食べ物)は、とりあえずそのまま続ける
(決して禁止しない)。

第3原則: 
健康に良くてしかも自分が、とても好きなこと(食べ物)を 
一つでもよいから始める(食べ始める)。

「食べてはいけない」「運動しなければならない」
ダイエット法は、それなりの効果はあっても、
そのこと自体が大きなストレスとなって、 
衝動食いなどを引き起こし逆効果になります。

では、実際どのようなダイエットを
行なえばよいのでしょうか? 
  

★好きなものを、満足するだけ 1日1快食 
      出典:BOOCS CLINIC

2原理3原則ですぐに実行できることは・・・“食べること”です。 
“食べること”が、BOOCSの第1歩。 
1日に1回は心から満足のいく食事をしましょう。 
“食べること”で“快”を獲得するのが秘訣です。

快食とは・・・ 心の底から満足できる食事をすること。 
せめて1日1回は心ゆくまで楽しんで食事しましょう。 
健康によい食べものの中から自分の好きな食べものを選んで食べましょう。

夕食から・・・ 快食を一番実行しやすいのは夕食。 
伝統的な日本食中心がベターですが、
はじめのうちは好きな食事なら何でもOK。 
満足しなければ意味がありません。

朝食は水分中心・・・ 朝は胃腸の働きが活発でないので、水分中心食で。 
紅茶と黒砂糖、緑茶、実なしのみそ汁、スープ、ジュースなど。 
ミネラルたっぷりの黒砂糖は、脳の働きも活発にします。

昼食は夕食への期待感を持って・・・
昼食は夕食までのつなぎと考えて軽く。 
おにぎり、麺類などを中心に。 
夕食に何を食べようかなと期待感(快)でいっぱいになるように。

間食は我慢せずに 
お腹が空いて、夕食まで待てない人は、
我慢せずにまず紅茶と黒砂糖、りんごなどを食べましょう。 
パンやケーキでもOK。 そのうち必要なくなってきます。

そして、夕食は『 好きなものを、満足するだけ 』

あなたも、我慢せず痩せませんか?

BOOCS理論は、ダイエットだけでなく・・・ 
1. 体脂肪が減り、体重が減る 
2. コレステロールなどの血液検査値が正常になる 
3. 血圧が低下する 
4. からだが元気になる 
5. 脳が元気になる 
6. 生活習慣病の予防・治療に役立つ 
7. リバウンドがほとんどない

生活に抑制を加えず心地よさを追求することで、
肥満の解消以外にも、 
生活習慣病を防ぎ、健康で長生きできるという、
現代人のための全く新しいシステムです。

エンジンオイルのOEMも、ストレスをためないようにやります。

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