本格的な眼

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カンブリア紀、本格的な眼を持つ生物が急激に進化した。
太陽光線を視覚信号として本格的に利用し始めた
生物が生き残った。
これは組織の栄枯盛衰とも重なる。

環境変化に気付く眼を持たないまま、
内輪の論理に固執する組織は、時代の変革で淘汰される。
名声の高かった組織ほど、
権力者の自己保身や
それに追随する幹部の思考停止の連鎖により、
自浄能力を失い淘汰されていく。

長寿企業の研究によれば、
番頭の様な異論を唱えるよそ者の視点を
積極的に取りこんだ企業ほど永続している。

欲しいモノが何か、消費者自身も分からない。
他方、デジタル化が進み、
産業構造が一変しようとしている。
このような時代こそ、
環境変化をいち早く経営に反映する仕組みを
構築しなければならない。

エンジンオイルのOEMも本格的な眼を持って
周りをリサーチせねばなりません。

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