出口治明

生産性を上げるとは、

・「同じ仕事をより短い時間でこなすこと」

・「同じ時間でたくさんの量をこなすこと」

・「同じ時間で仕事の質を高めること」

そして、知的生産とは、「自分の頭で考えて、成長すること」

自分の想像や自分の力量を超える仕事を任されたとき、

今までと同じやり方、今までと同じ考え方では、

今までと同じ結果しか得ることはできません

だから、考えること、成長が必要なのです。

日々の仕事に忙殺されるのではなく、

仕事から何かを省けないか考える。

「工場モデル」から脱却しなければ、働いても貧しくなるだけ

現在、日本のGDPの4分の3以上は、

サービス産業を主力とする第3次産業が占めています。

つまり、サービス産業の生産性を上げることが、

国全体の生産性を上げることに貢献するのです

サービス産業を中心とする社会においては、

労働時間ではなく、

「成果」と、それをもたらす「アイデア」こそが、生命線

「メシ・風呂・寝る」から、「人・本・旅」に切り替える

脳をフル回転させる労働は、人間の脳のメカニズム上、

「1回2時間」、

休憩を挟んで「1日3回(せいぜい4回)」が限度

同じような人に会わず、

いろいろな本を読み、似通った場所には行かない

サービス産業における購買の主体は、女性です。

全世界でどのような統計をとっても、

女性がサービス産業の需要全体の6~7割を

占めています。

ということは、供給サイドにも女性がいなければ、

顧客の真のニーズをつかむことはできません

クオータ制とは、議員や会社役員などの女性の割合を、

あらかじめ一定数に定めて

積極的に女性を登用する制度のことです

世界一高齢化が進み、女性の登用が遅れている日本は、

本来どこよりも厳しいクオータ制を導入すべき

知的生産性を高めるには、社会常識を疑い

根底から考える以外に道はない

■知的生産性を上げる5つの視点

視点(1)無限大ではなく、「無減代」を考える

視点(2)「なぜ」を3回繰り返す

視点(3)「枠」や「制約」の中で考える

視点(4)「数字、ファクト、ロジック」で考える

視点(5)考えてもしかたがないことは考えない

「この仕事は何のためにやるのか」を突き詰めて考えたら、

省略できる作業はいくらでもあるはず

「上限枠」や「規制」を設けたほうが、

まちがいなく時間当たりの知的生産性は高まります

ルール化すれば、僕だけではなく、

周囲のスタッフの省力化にもつながります

意思決定のスピードを上げると、

単位時間内にできることが増えていくため、生産性が上がります

仕事の順番は、緊急度ではなく、「先着順」を原則にする

電話応対は、全員の仕事

エンジンオイル、メーカー、OEM仲間の経営塾より