「とんでもない予想」が当たり前に起こる。
「とんでも」と言いながら、
今までの固定観念を取り払って
様々な事に思いを巡らすのが、
今日のプラン作りの要諦になってきた。

気候の変動も織り込んだESG(環境・社会・ガバナンス)の
概念が重視されるのも、
こんな流れの中では当然のことだ。
(今は重視されなくなったのも、想定外ですね。)

想定外が当たり前になった環境とは
従来の延長線上にない構造転換を暗示するものである。
我々がこれまでに体験してきた景気変動サイクルとは異なる
非連続的な動きが世界各地で起こっている。

近年は、これまでになかった現象が次々と
日常になってしまった。
マイナス金利など、人類何千年の歴史には
無かった現象だ。
3四半世紀にわたって世界大戦が無いのも
有史以来まれである。
日本だけではなく、世界中が平和ボケしていた。

ありとあらゆる常識に疑念を持って、
想定外の事にも思いを巡らすことが、これからの課題だ。

エンジンオイル、メーカー、OEM仲間の経営塾より