安岡正篤

いつになっても頭は使わないといけない。

「年をとると思考能力が衰える」

というようなことを聞くが、

そんなことはない。

体力は年齢と共に落ちていくのは

仕方がないのかもしれないが、頭は違う。

自らの心を強くして生涯進歩、成長すると

言い聞かせることで

まだまだ発達する。

世の中のいかなる遊休施設よりも、

最も、もったいないものは頭である。

一般人は能力の1%か15%しか使っていない。

頭脳は正しく使えば使うほど、その能力を増大する。

古い脳から新しい脳を発達させる。

脳は老いるということを知らない。

生涯進歩しつづけるものだ。

但だそれに要する養分は正しい生活と道徳だ。

仙薬は我が心にある――とこれ亦医学者が覚っている。

『人間を磨く』より

エンジンオイル、メーカー、OEM仲間の経営塾より