とにかく競争好きでライバル意識が強い

動物と同様に人間にも

「自分たちの集団を守ろう」とする本能がある。

女性は愛情でそれを成し遂げようとしますが、

男性はほかの集団との闘争を選ぶ傾向がある。

この差は、分泌される脳内ホルモンによって決定づけられる。

小学生といえども、男子にはもともと

「敵を倒したい」という欲求がある。

ゲームでも闘争ものが好きだし、

漫画もスポーツなど戦うものが好きだ。

そして、そうしたものに触れることで

「自分が勝つ」イメージを醸成させている。

なぜか勝てることが大前提になっている。

この「根拠なき自信」が男子の大きな特徴だ。

もちろん、いつまでも「根拠なし」では困るのであって、

そこを上手に刺激して伸ばしていくことが必要だ。

たとえば、漢字テストの成績が10人中7位であったとき。

下位グループでも、

もし前回が8位だったら

それは上がっていくプロセスですから

「おまえ、1人抜いたじゃないか」と褒めていい。

このとき、敵を倒していくイメージが持てるように

褒めてあげる。

また、男子は科目ごとの成績にバラつきが出がちだが、

競争好きという特性を利用して

苦手教科を伸ばしていくこともできる。

得意な学科で「ライバルたちに勝っている」「上位にいる」

ということを意識させてあげれば、

「俺はすごい」という自信を持ち、

ほかの科目も伸びてくるということが

男の子にはよくある。

ただし、過度にならないように注意が必要。

行きすぎたライバル意識を持つと、

本来の自分のペースを崩してしまうからだ。

あくまで、その子のレベルに合わせて

競争意欲を刺激する。

もし、なかなかライバルに勝てない場合には、

まず自分との闘いに勝つことを教えてあげるといい。

ビジネスパーソンも、同期にとても優秀な人がいたら

出世競争を勝ち抜くのは難しい。

でも、そのときに、

「同期は給料が3倍になったかもしれないけれど、

自分も1.5倍になった」なら喜んでいい。

子どもが自己評価を下げないように戦わせる。

エンジンオイル、メーカー、OEM仲間の経営塾より