過去と未来、どちらに焦点を当てるのかで、
身体の反応や脳の動きが大きく変わってくる。
行動する時、「なぜ」それをやりたいのか理由を考える。
また、自分の行為がうまくいかないとき、
「なぜ」うまくいかないのか、原因を考えるパターン
【未来基準】
行動するとき、「何のために」それをやりたいのか
目的を考える。
また、自分の行為がうまくいかないとき、
「何のために」うまくいかないのか、
別の目的や新たな利用法を考えるパターン
未来志向の人は、その先を考える。
たとえば、病気が治るのが最終目的だと思ってしまうと、
病気が治ったとたん、
目的がなくなり腑抜けのようになってしまう。
しかし、何か自分が本当にやりたいことがある、
そのために病気を治したい、のなら
病気を治すのは単なる途中の一過程となる。
ビジネスの世界でもそれは同じこと。
『立ち上げた会社が一部上場企業になったある創業者。
さぞお金の優先順位が高いだろうと思って聞くと、
1位「信頼」、2位「貢献」、3位「成長」と
もっともらしいことが出てきます。
これだけ稼いでいるのにお金が上位にないなんておかしい…。
最初は謎だったのですが、よくよく聞いていくと、
判明しました。
すべての価値観にお金が紐づいていた。
1位「信頼」信頼され、ファンを増やすために
お金を稼いでいる。
2位「貢献」社会に貢献し、恩恵を得る人を増やすために、
お金を稼いでいる。
3位「成長」成長し新しいビジネスを発見、展開するために
お金を稼いでいる。
つまり、病気と同じで、
お金の先に確固たる目標ややりたいことがある。
何のためにお金が必要なのか、ということ。
それが未来基準。
真の目標をクリアーすれば、
おのずと途中のお金もついてくる。
エンジンオイル、メーカー、OEM仲間の経営塾より