私は身の上相談を25年やってきているけれど、

2~3回の結婚なんて少しも珍しくないんです。

4~5回、出たり入ったりする人だっていっぱいいます。

とにかく、そうやって皆くっついたり、離れたりして

トラブルも起こしたりする訳だけど、

それぞれのカップルのことは、他人にはけっして分からない。

喧嘩ばかりしていても、結局のところとっても仲がいい…

という人たちもたくさんいますしね。

ことほどさように、男女のことに関しては

他人がとやかく口出しすべきものではないんです。

成熟した大人はそれを放っておくべきです。

〇たとえば、フランスなんかは、皆それを分かっている。

マスコミがミッテランの愛人問題を

スキャンダラスに書きたてても誰も相手にしない。

それどころか逆に

「プライバシーをとやかくいうのは下品だ」と

国民から袋叩きにあってしまう。

それだけ成熟しているということでしょう。

だけど、日本は覗き見趣味で芸能人のプライバシーを

PTAや小姑だかのように騒ぎたてる。

聖人君主ヅラをして。

しかもいい歳した分別もってしかるべき男たちが、

芸能レポーターと称しては、

誰それが子供を生んだとか、その人の仕事とは

まるで関係のない、瑣末なことばかり

思い上がった裁判官ヅラして暴きたてる。

なんて恥知らずなことでしょう!

仕事さえきちんとやって他人に迷惑さえかけなければ、

プライベートは何をしてもいいと私は思います。

あとはその人の勝手。

責任を持つのもその人だし、

不幸になるのもその人なんです。

だから、私は他人の結婚相手なんて、

微塵も興味が湧かないんです。

好きな人といっしょになればいいし、

捨てられるんだったら捨てられればいい。

どうぞご勝手に…。

そして、その人が困って相談にきたときには、

初めて真面目に興味を持って

相談にのってあげればそれでよいのです。

■往々にして、結婚している人は

結婚していない人を裁きたがる。

いわく、「子どもがいないと寂しくない?」

「孤独死とか大丈夫?」「老後の生活、不安じゃない?」

「病気のとき誰か看病してくれる人いる?」等々。

いずれも、余計なお世話だ。

成熟した大人は、自律した人。

自律した人は、自分の行動に責任を持てる人。

だから、他人のプライバシーを覗いて批判しない。

自分の行動を棚にあげて、

他人を裁きたがる人は成熟していない「子ども」。

「他人のズルを許せない」「不謹慎な人を叩く」

「目立つ人を許せない」というように

自分の勝手なルールで人を裁いたり、正義感をふりかざす。

その根底にあるのは「嫉妬心」。

成熟した大人のとるべき態度を身につけよう。

エンシンオイル、メーカー、OEM仲間の経営塾より