世の中はどんどん軽やかな文化になっている。
よく「大人」がいなくなったと言われるのも、
それは、全体的に若々しくなったからだ。
公共機関のサービスの質もどんどん上がっている。
それらは常識が行き渡り、社会が成熟している証拠だ。
かつての大人(中高年)には、どこか不機嫌そうで
いかつく、重たいイメージがあった。
昔の文豪なら、不機嫌そうにしていても
周囲が気を遣ってくれたが、今はそういう時代ではない。
重く威圧的な大人は、時代とマッチしなくなった。
不機嫌そうにしているだけで職場の雰囲気を重くするし、
その不機嫌さ自体が、
ある種のハラスメントになりかねない世の中だ。
軽やかなスピードがあって、いつも笑顔で上機嫌。
周りの雰囲気をやわらかくし、
趣味や愚痴を言われても、おおらかにサラッと受け流す。
修羅場でも、それ自体を面白がる余裕を持ち、
白黒はっきりつけようとせず、むやみに一喜一憂しない。
そんな人物こそが、今の時代に求められる
スマートな「大人」だ。
ところが、これだけ社会が成熟し“きちんと”しているのに、
かつてと比べて、ストレス耐性が弱くなっている。
昔ならざらにあったようなことでも心の傷となり、
ひどい場合はトラウマとなって病院に通う人がいる。
そこで求められるのが、「大人の対応力」。
「大人の対応力」とは、いわばディフェンス力。
自分が傷つかないように対応できる力だ。
自分をきちんとコントロールできる大人は、
多少の攻撃にあっても傷つくことは無い。
どんな場面においても、
フレキシブルに対応できるからだ。
決してカッとせず、ムッとせず、力まず、
穏やかな選択肢を考える。
不用意に他人を傷つけることも無い。
また、本当の「大人」は、
後で愚痴をこぼさずにすむように、
その場でしっかり臨機応変に対応できる。
大変な苦労をしている人ほど、自分が大きな歯車の中で、
いろいろな人や物の助けがあってこそ
生きていけるのだと感謝している。
そして、どんなことがあっても
「たいしたことないよ」と涼しい顔で言う
強さを持ちあわせている。
経験が豊富なので、たいていのことには動じない。
これぞ、かっこいい「大人」の姿だ。。
■『「負けるが勝ち」を、考え直す。
“負けた方が運がたまる”。と考える。
「議論に勝ちたい」って、思ったら負け。
勝とうとすると自分の運が減っていくと考えてみる。。
言い合いになったときは、
自分が正しいかどうかということより、
運を減らさないことを大事に考える』
これが、大人の対応だ。
カッしたり、ムッとしたりしない大人の対応力を持つ。
エンジンオイル、メーカー、OEM仲間の経営塾より

