ハーバート大・ロゴフ教授
日本は、まず1万円札の廃止を世界中で増え続ける現金が、脱税など不正の温床になっている。紙幣への逃避を防げば、マイナス金利政策が効果を発揮する。
日本の現金は、40兆円がタンス預金に回っている。タンス預金が急増するのは、富裕層が徴税当局の資産把握から逃れたいからである。日本の地下経済の規模は大きく、脱税も巨大である。
少額決済に必要な現金の廃止は必要ない。実際に、世界で廃止されようとしているのは貯蔵するのに便利な高額紙幣だ。昨年は、インドで紙幣の廃止が混乱を呼んだ。欧州でも、500ユーロ紙幣の発行中止が決まった。
1万円札は世界の高額紙幣の中では、価値が低い方なので、日銀は、廃止論は現実味が無いとしている。
エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

