一生使える脳 専門医が教える40代からの新健康常識

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長谷川嘉哉

ベストセラー
『親ゆびを刺激すると脳がたちまち若返りだす!』の著者で、
認知症専門医の長谷川嘉哉さんが、
人生100年時代の『一生使える脳』をテーマに書い。

ワーキングメモリが同時に処理することのできる情報は
意外に少なく、せいぜい五つから七つ前後。
しかも、その処理能力は加齢によって衰えていき、
50代に入る頃には最盛期に比べて30%ほど低下すると
いわれています。
だからこそ、ワーキングメモリを効率的に使う方法を
身につけていくことが重要になるのです

周りから見て、仕事の早い人、記憶力に優れた人は、
飛び抜けて優秀なワーキングメモリを持っているのではなく、
一つ一つの作業を素早く終わらせ、
ワーキングメモリを解放するコツを掴んでいる

「100から7を引いてください。そして、引いた数字から
また7を引いてください。これを5回繰り返します」
認知症の患者さんたちは、症状が初期段階であっても
5回目の引き算に成功することはほとんどありません。
それは知的生産を担うワーキングメモリの働きが
低下してしまうからです。
「九三」までは問題なくたどり着きますが、
「九三」を保持したまま、次の引き算をするという作業が
うまくいかないことが多いのです

〇肉体年齢が一〇歳以上変わる四つの健康習慣
一.タバコを吸わないか?
二.アルコールを飲まないか、
  飲んでも一日22.8グラム未満であるか?
三.30分以上の運動習慣が週に3回以上あるか?
四.体格を表すBMIが18.5以上30未満であるか?

「習慣化によるワーキングメモリの解放」という
原則を理解することで、あなたは自分の持っている
ワーキングメモリを最大限に生かすことができるようになる

〇A4一枚アウトプット読書法
・読んだ日時、場所、天気 ・仕事に役立つと思った情報
・印象に残ったフレーズ ・新鮮だと感じた表現
・読みながら浮かんだ疑問

運動+頭を使う「デュアルタスク・トレーニング」は脳にいい

プロテインスコア満点の卵を食生活に取り入れる

東北大学医学部と歯学部の共同研究によると、
健康な高齢者の残存歯数は平均15本あったのに対し、
認知症の高齢者の残存歯数は9本程度だったそうです。
つまり、歯が少なくてうまく噛みしめることができないと、
噛む回数も減り、認知症になりやすくなるという
傾向が見て取れます

「一生使える脳」を支える身体に、ムキムキの筋肉は不要

オススメしたいのが「片足立ち」トレーニング

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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