銀座・由美ママ

まず、相手のどんな話にも、
常に誠実に対応させていただく事が大前提です。
たとえ、無理難題であっても、
話を最後まで聞くのは当然のマナーです。

その上で、可能か不可能かを判断し、
もし、受けられないのであれば、
正直に「できません」と断る事が肝心です。

さらに、大事な方からの依頼なら、
一旦お断りしたしたとしても、
誠意ある対応として、
見込みのある代案を示したり、
あるいは、信頼できる適任者を紹介するのも
一つの方法です。

結果として断っても、
相手に断られたという印象をもたれないように
気遣う事も大切です。

例えば、お客様から
「今日、食事をご一緒できますか ?」と
誘われたとします。
急なので対応が難しいでしょうが、
そんな場合には、
「申し訳ありませんが、今日は先約があります。
でも、来週であれば大丈夫です。
ご都合を教えていただけませんか ?」と
逆に先方から予定をいただくようにします。

そうすれば、相手には断られたと感じさせずに
次回の約束を確実にもらえることでしょう。

それを無理して、
「少し遅れますが、伺えるかもしれません・・」と
いい加減な約束をしてしまうと、
ダブルブッキングがバレてしまったり、
その程度の扱いしかされないのかと、
ガッカリされてしまいます。
その結果、自分の評価を落とす事にもなりかねません。

そのため、どんな場合でも、
断われないままに、ズルズルと結論を先延ばしするのは、
あまりにも不誠実な行為だと思います。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より