エゼキエル・エマニュエル博士

米ペンシルバニア大学医療倫理・保険政策学部長

科学と医学の進歩で、人間は歴史上どの時代よりも

長生きするようになった。

ただし、必ずしも質は高くない。

医療の進歩は死に行く過程を遅らせるが、

老化の過程は遅らせない。

死が損失であることは間違いないが、

余りにも長く生きることも損失。

私は75歳を過ぎたら、

生命維持のための医療は拒否します。

歳を取るにつれて身体の障害、精神的な衰えや

認知症の発症率が高まり、

生産性、創造性、知的貢献が低下する。

それらを考えると75歳は、

体が丈夫で、精神的に鋭く、

社会に貢献する可能性が最も高い年齢のように思える。

私が記事を書く主な目標は、

人生の長さではなく、質の重要性についての

議論を始めるため。

多くの人が私の意見に同意しない事に

全く不快を感じない。

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