そろそろ循環に帰ろう

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 本間貴裕

そもそも人間は自然現象だから、何をしても自然の一部だと思うし、自然と対立したいなんて思ったことは無い。自然は大きすぎて圧倒的で、人間の理解を超えている。宇宙の次元から見るならば人間の叫ぶ環境問題は、やはり人間の都合。それでも今、人類は初めて自然を感知する時期が来ている。

都会は楽しいし甘えさせてくれるけど、自然の無限の魅力に、こうしちゃいられないと駆り立てられた。

ドラスティックに資本主義の仕組みを変えずとも、ゴールの設定を少し変えれば社会は変わる。正邪を問えば、必ず敵を生んでしまう。

それよりも、朗らかに一緒に楽しめる仲間を探したい。人類がいなくなっても、空や海は残る。地球は老いる、それも仕方ない。永遠じゃない。

だから、老い方、終わり方は美しくあって欲しい。

自然って都会とか田舎とかの問題じゃない。本人の中に好いバランスを保って、常に変化しながら個の輪郭を持つ。何処を切っても周囲と上手く循環しているのが自然ということだ。

楽しく生きる ! がいい。

エンジンオイル、OEMの仲間の経営塾より

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『ヤバい心理学』

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神岡真司

仮説思考とは、筋の良い仮説を最初に立て、解決策を考えて実行し、必要に応じて検証する、という考え方です。
人間のしぐさや言動から相手のタイプを見抜き、どう対応すれば正解かを示した、心理学読み物。
話している相手の瞳孔がパッと大きく開いたら、その話題が相手にとって気になるものだということ

ウソをついた人は、実際あったことの記憶をたどる右脳ではなく、左脳をフル回転させて架空の出来事を構築しているため、右上に視線をそらせるということになります。つまり、「昨日は家で何してたの?」という質問に、視線を右上に向けた人はウソをついている

目と口が同時に動いて笑顔になったという場合は、“つくり笑い”疑惑が濃厚です。楽しいことがあったとき、人はまず口元をゆるめ、次いで目の表情を崩していくというのが普通

相手の発言が一段落するたびに目を見ると、あなたの内心はどうあれ、「わかってくれてる!」という印象を相手に与え、自分を認めてくれたあなたへの好感度は一挙にアップ

考え事をしているときや、なんとなく会話が盛り上がらないとき、その場の空気が停滞したときなど、口元に自然に手が──こうした人は、精神的に他人に依存したがる傾向がある
頬に手のひらをあてたり、耳たぶを指でつまんだり。話ながら頬や耳を触るというクセのある人は、サービス精神旺盛で話し上手、周囲を惹きつける能力に長けており、ナルシストが多い

何人かが話をしているとき、「このなかでプライドが高いと思う人は?」と問われたら、あなたはどんな人を指しますか? 正解は、「アゴが目立つ人」。生来のアゴの形状ではなく、アゴを突き出すようにして話の輪にいる人です。それはズバリ「この場の誰よりも優位に立ちたい」との自己顕示欲の表出にほかなりません
それまで普通に話していた相手が、何かをきっかけに、アゴを引いて上目遣いをするようになったら、何か反論があることを示しています

「いちおう」を多用するのは、慎重でプライドが高く、固定観念の強い、変更を嫌う頭の堅いタイプが多い

「えーと」を使いがちな人は、依存心の強いタイプ「えーと」で無意識に自分に注目を集め、今の状況を相手に共有してほしいという幼稚製の表れです

緊張しているときや遠慮する気持ちが強いとき、人はイスに浅く座る傾向があります

集中して会議を進めるコツは、あえて狭い部屋で行うこと

相手が激怒しているときには、特に低く落ち着いたトーンの声で対応する

バーなどでひとりで飲んでいる異性に声をかけるなら、閉店間際が有効

エンジンオイル、OEMの仲間の経営塾より

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「持続的な幸せ」を作り出す2

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〇根拠がなくても「直感的に動ける」ことが、幸せに直結する
「変化を前向きに捉えることが幸福」本来「帰納的」な仕事であるデータ分析に、「演繹用」に作られたコンピュータを使わざるを得ず、それゆえに人が「仮説」を設定しなければいけないことの問題点を指摘されている。
変化を前向きに捉えるとは、事前の仮説にとらわれず、帰納的にものごとに向き合っていくということなのだ。でも、たとえば論文の書き方一つとっても、演繹的に「仮説を検証した」としたほうが、わかりやすくて説得力が出る。

実際には「やってみたらわかった」、つまり帰納的に研究が進められていることがほとんどなのに、あとで論文にまとめる時には演繹的にして表現する場合が多い。「やってみたらわかった」と大声で言えるような組織や社会であるべきだ。身近なものごとを思い浮かべても、基本的に最初に直感があって、後から理屈や説明がついてくることがほとんどだ。

でも、「直感でこっちに行った方がいいと思うから、何か行動を起こします」という動き方は、会社の中では成り立たない。「なぜか説明して」という話になる。それは自然の摂理を無視していて、おかしい。
本来、行動し始める前のスタート地点では、分析なんかいらないはず。最初は直感で行動をし始め、やっていくうちにだんだんと説明がついてくる。そうした自然の摂理を知り、「私は直感に従って行動を始めます」と大声で言える環境こそが、「HERO」を生み出す場所だ。

見えないのに、道があるはずだと信じること。あるはずだと信じて行動を起こす、踏み出していくこと。「計画を作りました」「PDCAサイクルを回します」と言わなくても、「そっちに行きそうな直感があるから行動を始めます」と大声で言えるようにすべきだ。
根拠は必ずしもなくていい。根拠がないときでも動けることが、幸せに直結するということを、データは如実に示している。
予測不能であることを前提に、直感に従って動き始める。それを可能にするためにも、後から検証するためのデータが必要だ。予測不能であることと、データ活用ということは、密接に結びついている。

学びを最大化するために、データが必要だ。 「ビッグデータ」は常に過去のもので、それだけでは不十分だ。判断は常に未来に関わることなので、過去のデータを見ているだけでは足りないに決まっている。それにもかかわらず、昨今はたくさんのメディアで「国家でも事業でも、データを大量に持っているところが覇権を握る」とばかり言われている。
それは、基本的な前提を疑ったことがない人の発言だ。予測不能の時代に、過去のデータだけで未来のことがわかるのでしょうか? わからないに決まってる。

データの使い方はそうあるべきではない。いかにデータを通じて過去から学ぶのか、という点を中心に考え直す必要がある。
「データで幸福の法則を明らかにする」という文字面の印象から、「人間はある種の決定論としてその法則を受け入れ、ただ従うしかないのか?」と思われてしまうことが多い。むしろ真逆だ。
データで法則を明らかにするからこそ、予測不能な領域にもチャレンジしやすくなる。人間を解析するうえで、過去を真似する「守り」と過去にないことをやる「攻め」の両方が必要なのだ。

そして、攻めには必ず学びがある。 予測可能な守りばかりしていると、失敗も少ないけれど、その代わり学びも少ない。だから攻めをどれだけできるかが大事だ。
何を変えられて、何を変えられないのかを、しっかりと理解することが大切です。たとえば、いくら「予測不能」とはいえ、私に効くワクチンが地球の裏側でも効くというのは、基本的に予測可能だ。地球の裏側に行っても、ジャングルの中に行っても、99.9%同じDNAを持っている人類として、意識や文化と関係のないレベルで、バイオケミカルに様々な反応が起きていることは、普遍的だ。重力法則や、生きるのに食事や水が必要なのも同じように普遍的だ。

普遍的で変えられないところが存在することと、変えられるところを未来に向かって切り拓いていくことは、全く矛盾しない。
我々は食欲や睡眠欲のようにさまざまな生理的欲求を持っていて、それを否定するのはおかしい。変えられない部分はたしかにあって、その影響は間違いなく受ける。
そうした基本的な制約をちゃんと理解したうえで、データを通して学びを得ながら、人生で一度きりのものごとに挑戦していくことが大切だ。

エンジンオイル、OEMの仲間の経営塾より

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「一流になる力」

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小宮一慶

一人前と一流は違うと思う。  
多くの人が一人前で満足しているのが残念。  
一人前になると誰も文句言わないし、努力しなくても、やっていけるようになるからだろう。
これも価値観の問題だから、それで良いというのは別にかまわないが、とてももったいないと思う。  

私は、自己実現とは「なれる最高の自分になること」だと思っている。
なれる最高の自分になろうとする人たちがいるから、iPS細胞も発見されるし、スポーツの記録も出るし、人を助けたり感動させることもできると思う。

もし、みんなが、なれる最高の自分を目指せば、会社も社会もこの国日本も、
そして何よりも自分自身の人生もより良くなると思う。  
私自身も含めて、生き方を常に見なおすことが大切だろう。

アルコール、除菌、マスクの仲間の経営塾より

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『ストックビジネスの教科書[プロフェッショナル]』

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大竹啓裕

借りたものに付加価値をつけて、他に貸し出す。これを「サブリース」と言います。そして、私の会社が運営する貸し会議室事業「アットビジネスセンター」は、簡単にいえば、この「サブリース」によって、成り立っている事業です
人生の後半戦を起業で締めくくることが当たり前になる時代がくる
安定している会社は、設備メンテナンス会社、セキュリティー関連の会社、賃貸不動産会社、塾経営の会社など、ほぼすべて「ストックビジネス」だそうです
今あなたの事業、あるいはあなたが今から始めようとしている事業が長期間存続するかどうかは、そこにストックビジネスの要素がどれだけあるかなのです

●ストック性の高低を左右する3つの要素
1.収益性 
2.継続性 
3.属人性

●ストックビジネスを見分けるポイント
・初回無料・機器の価格が安い・営業マンが提示する特典が大きい
マズローの下層の事業はストックビジネスになりやすい
コミュニティーへの所属など「所属と愛の欲求」や他社から認められる「承認の欲求」は、長期的価値として顕在化してきています

●自社のリソースの中にストックビジネスになり得る要素がないか
・何か貸せるコンテンツは無いか、使っていない資産は無いか
・権利を認めてあげることで広がるビジネスは無いか
・人が改善していくような要素は無いか
・メンテナンス等により劣化を防ぐような商品は無いか
・FC化可能なサービスは無いか
・教育が得意な人材はいないか

ストックビジネスになるかどうかの分かれ目は、収益ユニットが増えるかどうかストックビジネスは経年劣化する

エンジンオイル、OEMの仲間の経営塾より

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『最高の人生に変わる天才 100の名言』

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 真山知幸 

「バカだからこそ語れる真実っていっぱいあるんだ」   
(赤塚不二夫)

「バカっていうのは  自分がハダカになることなんだよ。世の中の、いろんな常識を無視して、 純粋な自分だけのものの見方や生き方を、押し通すことなんだよ」 と語り、  
この言葉「バカだからこそ語れる真実っていっぱいあるんだ」が続いた。

威張っている人は、バカになることができない。また同様に、いかにも知識があり才能もあるという、才気が見え隠れする人も、バカになることができない。  プライドが邪魔して、自分をさらけ出せないからだ。

バカになることが必要なのは、なにも、事業や世の変革だけではない。自分の殻を破ることができなければ、新たな自分に生まれ変わることはできないし、  ホンネや真実を語ることもできない。 時にバカになり、自らの常識を超えてみたい。

エンジンオイル、OEMの仲間の経営塾より

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『失敗の科学』

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マシュー・サイド

小説は、人々が信じたいことを見せるのが仕事。でも、ビジネスで成果を上げるには、「信じたくないことを見る」

能力が必要な特に大切なのは、失敗を見つめ、そこから学ぶこと。成功の鍵を握るのは才能ではなく練習なのだ失敗こそが最大の学習機会であり、そこから積極的に学ぶことでわれわれは成長することができる、しかし、そこに至るには、失敗を認められない、フィードバックを受け取れないという人間のバイアスを知ることが必要

医療過誤が最も起こりやすいのは、医者に悪意があるときでもやる気がないときでもない。患者のために真面目に仕事に取り組んでいるときなのだ
何かミスを犯して自尊心や職業意識が脅かされると、我々はつい頑なになる

「クローズド・ループ」とは、失敗や欠陥にかかわる情報が放置されたり曲解されたりして、進歩につながらない現象や状態を指す。
逆に「オープン・ループ」では、失敗は適切に対処され、学習の機会や進化がもたらされる集中力は、ある意味恐ろしい能力だ。

ひとつのことに集中すると、ほかのことには一切気づけなくなるタスクの終了後、それぞれの学生にどのくらいの時間が経過したか尋ねてみると、簡単なタスクを終えた学生は正しい時間を答え、難しいタスクを終えた学生は、実際より40%も短い時間を答えた
問題は当事者の熱意やモチベーションにはない。改善すべきは、人間の心理を考慮しないシステムの方なのだ

心理療法士は、治療が成功した患者の精神機能がその後も良好かどうか、あるいは結局失敗に終わったかどうか、まったく知らない。つまり、治療の長期的な影響に関するフィードバックがまったくないのだ

「私に問題があるかもしれない」と言えるか?組織の上層部に行けば行くほど、失敗を認めなくなる

全作品中最も「質」の高い作品を出したのは、「量」を求めたグループだった

「物語」が人を欺く「◯◯をしなかったら、起こっていたかもしれないこと」は検証実験において「反事実」と呼ばれる
「反事実」は目に見えない。売り上げが伸びた理由はもっと他に隠れているかもしれない複雑な世界から物事を学ぶには、その複雑さと向き合わなければならない。何でも単純に考えてすぐに誰かを非難するのはやめよう。肝心なのは、問題を深く探って、本当に何が起こったのかを突き止めることだ

暗闇の中で(フィードバックなしで)練習をしても、ゴルフは上達しない
間違いを教えてくれるフィードバックがなければ、訓練や経験を何年積んでも何も向上しない

○出版界で大流行のアドラーへの批判何にでもあてはまるものは科学ではないあらゆるものが当てはまるということは、何からも学べないことに等しい
われわれは、「不変の真理」や「共通の成功法則」をつい追い求めてしまいがちですが、個々のケースから学び、徐々に上達していくこと(マージナル・ゲイン)が大切

エンジンオイル、OEMの仲間の経営塾より

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『すごい学習メソッド』

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藤野雄太

われわれは、思考停止に陥るとつい、欲しい結果をそのまま命令形にしてしまいがちです。「成績を上げろ!」とか「売上を上げろ!」とか「生産性を上げろ!」とか(笑)。これでできるなら、その人はおそらくあなたの上司になっているでしょう。
「勉強のために遊びを制限すると、成績は伸びなくなる」「苦手科目にフォーカスすると、子どもがますます勉強嫌いになってしまう」「お母さんの関心が「成績」に移ると、子どもは勉強をしなくなる」「「できる・できない」を評価にすると、子どもは自信を失う」
一人一人をよく観ること。相手に合わせた指導をすること。「勉強しなさい!」と言われて、「よっしゃー、勉強する気になってきたー!」なんて思う子どもはまずいない
人間は周りからの指示、強制を嫌う生き物です
小学生ならば趣味やゲーム、習い事、中学生であれば部活など、何か1つでも自分が好きなことに打ち込んでいる子どもは、心のエンジンがちゃんと育っています。心のエンジンとは、いざというとき、力を発揮できる力。心のエンジンが育っている子どもは、好きではない勉強もがんばることができます
子どもは、お母さんに自分の得意なこと、好きなことに関心を向けてもらい、認めてもらいたいのです。認めてもらうことなしに、テストの点数を責められたり、親や先生の期待に応えることを強要されたりするから、勉強嫌いになってしまうのです
子どもが抽象的な概念を理解できるのは、小3か小4くらいからです。割合、速さ、分数など、実際の目で見ることができない抽象的な概念は、小1には理解できません。「森」は理解できても、「森林」は理解できません。もちろん、機械的に分数の計算のやり方を覚えて解くことは可能です。答えは出せても式の意味までは理解していません

●中1のテストの点数が下がるのは当たり前
中学1年生の最初の英数国理社の5科目平均点が仮に70点だったとします。その場合、2学期のテストでは65点、3学期のテストでは60点と下がり続けます。これは子どもの学力が下がっているからではありません。単に、平均点が下がっているのです
「宿題の量は自分で決めていいからな。0ページ、2ページ、4ページ、好きなのを選んで!」そうすると、子どもは最初は喜んで0ページを選択します。しかし、1か月も続けると、子どもは0ページを選ぶことに耐えられなくなり、「先生、宿題やらなくていいの!?」と声をかけてきます
多くのお母さんが理屈から入ります。よくある常套句は、「勉強をしておけば、将来幸せになれるよ」ですが、子どもは理屈では動きません。「将来幸せになれるといいね。そのためには勉強が役立つよ」のように、感情が先で、理屈はあとです

●子どもに選択肢を与えて、やる順番を自分で決めさせる「英語の点数を上げるのに大事なことは3つだよ。英単語、英熟語、英文法。どの順番でいつ勉強するかは自分で決めてね」

●わからない理由は3つしかありません
1.基礎知識が抜けている
2.国語力が不足している
3.学問の意義がわかっていない
部下に何かを強制してしまう、好きなものを否定してしまう、教えるタイミングを間違う、習熟レベルも確認せずに高度なことを教えてしまう、絶対達成値を重視しすぎるあまりに、全体が下がっていることに気づかない…。
上司が犯しがちな過ちがほとんどすべて、行き詰まっている「お母さん」を上司に、「子ども」を部下に変換して読んだら、そのままマネジメントの実践書に変わります。

エンジンオイル、OEMの仲間の経営塾より

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『僕らが毎日やっている最強の読み方』

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池上彰、佐藤優

情報収集の「究極の方法」それは、情報収集/発信をしている人間に直接聞くこと。あるいは、その人間の近くにいて、その情報の意図を知る関係者に詳しく聞くことです。

「新聞は電子版のほうが速く読める」ことに気づいたんです。さらに、読んで気になった記事は「エバーノート」や「ドロップボックス」などクラウド上のデータ保存サービスに保管しています。電子版に限らず、紙で読んで気になったものは何でもスキャンしてデータで保管しているんですが、これがとても便利で
(佐藤)

世の中で起きていることを「知る」には新聞がベースになり、世の中で起きていることを「理解する」には書籍がベース
(佐藤)

「読売新聞」や「産経新聞」だけを読んでいる読者には、「反原発デモ」という出来事そのものが存在しなかったことになります。知らなければ当然、その事について考えることもできません
(池上)

人物写真でも、どんな表情か、誰と一緒に写っている写真なのか、それだけでもかなりのイメージ操作が可能です
(池上)

安倍政権以降の大きな変化として、ヨーロッパに関するニュースが全国紙全体から減っています
(佐藤)

海外のニュースは新聞に限らず、日本のメディア全体から減っていますね。日本人の精神が内向きになっていることの裏返しです。
(佐藤)

テレビでも国際ニュースはどんどん減っています。理由は視聴率がとれないからです
(池上)

ロシアも日本も北方領土問題について機微に触れる情報は、あえて『北海道新聞』に流す
(佐藤)

地方紙に目を通すもうひとつのメリットは、通信社のニュースをカバーできることです。日本の全国紙には、通信社の記事をほとんど扱わないという奇妙な習慣がある
(佐藤氏)

『フォーリン・アフェアーズ・リポート』はあまり知られていませんが、アメリカの立場や外交政策について知るには格好の媒体です。アメリカ外交が分かれば、国際情勢の8割が分かります
(佐藤)

「きちんと記事を読んでから保存する」という基本中の基本ができていない人も意外と多い
(池上)

よくすすめているのが講談社の『人類の知的遺産』シリーズ擬古文の訓練をしておくと、戦前の資料も難なく読める
(佐藤)

エンジンオイル、OEMの仲間の経営塾より

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『望みはかなう きっとよくなる1』

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筑波大学名誉教授、村上和雄

人と話をしていると、あれこれできない理由を言い出す人がいます。こういう条件だからできない、こういう環境だから不可能だと、できない理由を並べ立てるのですが、こうすればできるのではないか、こんな方法があるのではないかと、できるようにするためにはどうしたらいいかを考える方がいいと思います。

できない理由を探す人には、2つの特徴があります。
ひとつは、余分な知識がある人です。余分なことを知っているから、これはできないとハナから決め込んでしまいます。
もうひとつは、自分の中に限界を設けてしまう人です。自分には才能がない、成功する可能性がないと限界を設けてしまって、チャレンジすることをやめてしまいます。

しかし、本当にいい仕事をしている人や業績をあげている人は、できない理由を探す前に、まず動きます。限界を突き抜けるためにどうしたらいいかを必死で考え、それを実践します。できないと思うのではなく、できると信じるのです。「できない」を「できる」にするためには、誰にでも未知の可能性が秘められているということを信じることです。その可能性のスイッチをオンにすることができれば、誰もが自分なりのゴールに近づくことができるのです。

そのためには、人に教えを請うこともひとつですし、ITなどの新しい技術を積極的に活用することもひとつの方法です。
それが問題解決のヒントになるし、新しい発想や見かたをもたらしてくれます。私たち研究者の世界では、新しい実験手法が出てくることが、それまでできないと思っていたことを打破するひとつの有力な手段になります。
それによって、それまで見えなかったものが見えてくるし、測定できなかったものが測定できるようにもなります。直接、問題解決に迫るのではなく、そこに近づくための新しい手法や方法を探ることが、科学の進歩に非常に大きな影響を与えます。
最近のノーベル賞の傾向は、新しい手段の開発に貢献した人に与えられるケースが少なくありません。それによって、これまで無理と思われていた研究が大きくジャンプするからです。

アルコール、除菌、マスクの仲間の経営塾より

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