「銀座100年大学・西原ゼミ」

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「学ぶことを中心に人生を作り上げる」
~~学び続けている人は前向き~~

人生100年の時代、といわれる今。 60歳や65歳という定年を過ぎてからの人生は、20年も30年も、余生として生きるにはあまりに長すぎます。
だからこそ、学びが必要なのですが、学ぶ習慣は一朝一夕にはできません。

40代、50代の頃から学びの習慣を身につけないと、それは60代になってからあわてて始めてもすぐには間に合いません。
江戸時代は学ぶことを中心に人生を作り上げていったそうです。学びの中心は「読書」です。読書によって、いかに自分を高めていくか、自分を磨いていくか、です。

人生の勝負は後半にあります。後半とは、人生を100年としたら50歳から。人生を80歳としたら40歳からです。40歳や50歳からの人生をどう生きるかが今問われているのです。
そして、前半にいくら成功しても、後半に失速してしまっては人生はつまらないものになってしまいます。なぜなら、人生は「終わりよければすべてよし」、だからです。だからこそ、後半に向けて力を抜かず、学び続けることが大事になります。
学び続けている人は常に前向きです。学びが人生を変えます。

是非、銀座100年大学「西原ゼミ」にお越しください。お待ちしています。
会場:土屋グループ 銀座ショールーム 
〒104-0061 東京都中央区銀座3丁目8-10 銀座朝日ビル3F
03-5579-9981

ウチは仕事を通して勉強します。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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『参入障壁』

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戸田智弘

昔、江州(ごうしゅう・現在の滋賀県)の商人と他国の商人が、二人で一緒に碓氷の峠道を登っていた。焼けつくような暑さの中、重い荷物を山ほど背負って険しい坂を登っていくのは、本当に苦しいことだった。

途中、木陰に荷物を下ろして休んでいると、他国の商人が汗を拭きながら嘆いた。「本当にこの山がもう少し低いといいんですがね。世渡り家業に楽なことはございません。だけど、こうも険しい坂を登るんでは、いっそ行商をやめて、帰ってしまいたくなりますよ」

これを聞いた江州の商人はにっこり笑って、こう言った。「同じ坂を、同じぐらいの荷物を背負って登るんです。あなたがつらいのも、私がつらいのも同じことです。このとおり、息もはずめば、汗も流れます。

だけど、私はこの碓氷の山が、もっともっと、いや十倍も高くなってくれれば有難いと思います。そうすれば、たいていの商人はみな、中途で帰るでしょう。
そのときこそ私は一人で山の彼方へ行って、思うさま商売をしてみたいと思います。碓氷の山がまだまだ高くないのが、私には残念ですよ」

自分が携わっている仕事や、役職を、面倒だと思ったり、つらいと思ったりするときがある。しかし、その仕事が面倒であればあるほど、つらければつらいほど、他からの参入障壁は高くなる。
これは、役職も同じ。誰にでもできる役職だったら、とっくの昔に誰かと交代させられる。

「面倒なことの中に宝が埋まっている」目の前の難事から逃げずに、コツコツと取り組む人に運の女神は微笑む。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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