周りから学ぶ

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 ウスビ・サコ京都精華大学学長

いつも、周りから学ぼうとする姿勢を持つことを
一番に心がけている。
そうでなければ、自分が勉強できる機会を逃してしまうから。
学長になった今でも、
周りから謙虚に学ぼうとしたり、
知らないことを教えてよ、と
自ら言ったりすることが重要だと思っている。

そのためには、人と話すときに
常にフラットな自分でいたい。
人との付き合いの中で、
私は絶対に自分の知識を羅列しない。
特に学長みたいな立場に着いた人が
しっていることをひけらかしてしまうと、
付き合いにくいでしょ。

学生に対しても
「これ何 ? ちょっと教えてよ」と
何時でも言えるのが大事だと思っている。
マリの大統領と話すときでも
学生と会っている時と同じ姿勢です。

リーダーが最終的に求められるのは、
判断力と決断だ。
決断するために必要なのは判断力だ。
判断する際には、
周りの人を信頼してしっかりと話を聴くことが必要だ。
だから、いつもフラットな立場で
「教えて」と言えるリーダーでいたい。

エンジンオイルのOEMに限らず、生きていく見本としたいですね。
周りの人をすべて師にする。
そして、すべての縁を活かせる人間が理想だ。

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