勉強は加工業、自分の中での熟成が大切。熟成させるプロセスを、勉強の中に設ける。
絶えず正解を与えられ、採点されて育つと、人の評価に振り回される人間になる。答えの無い問いに挑む事は大切だ。
皆が良いと言っている本も、自分に合わなかったら捨てる。
そんな本を使い続けると、時間も労力も無駄になる。
勉強のプロセスとは、いったん押し返してみること。
「何が、まだ分かってないのか」「何が、解決できていないのか」
いろんな視点で見直してみる。
すると解決するためには、どうしたらいいかという方向に発想が向かう。
そして、どんなテーマで勉強したいのかという方向も見えてくる。
何の情報を知りたいかではない。
それを使って何が分かるようになりたいのか。何をしたいのか。
情報の先に在るモノを考える。
目標達成よりも重要なのは、きちんと理解度を深めていく事。
道は、思いがけない所から開けて来るものである。
あまり先を決めつけて、自分の可能性を狭めてしまわない。
マーカーを引くよりも、繰り返し読んだ方が身に着く
専門書は、関心が持てて喰いつける所だけを読めばいい。
似たものを関連付けて行く事で、本質を捉える。