リープフロッグ(蛙飛び)

Pocket

増田貴司

近年、新興国で新産業が生まれたり、最先端の技術やサービスが開花している。新興国では先進国がたどった段階的な発展過程を経ない。いきなり最先端の技術が普及してしまう。これが、リープフロッグ。

中国では、クレジットカードが普及する前に、スマートフォンを使ったモバイル決済が拡大した。現金が必要ないキャッシュレス決済が社会の隅々にまで広がった。シェア自転車などの新産業も急成長している。
インドでは、携帯電話を持っていなくとも、支払いができる。本人確認の為の固有識別番号にリンクした銀行口座を持っていればOK。画期的なスマホ決済アプリが広がっている。

新興国で開発された低価格の革新的製品やサービスが先進国を含む世界に普及している。この「リバースイノベーション」に注目が集まっている。
新興国では、インフラが未整備だ。先進国で当たり前にある物が欠乏している。そのために、斬新な発想が生まれやすい。法や規制が整っておらず、しがらみが少ない。これは、革新的技術を使った新ビジネスにとって有利な条件だ。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

Pocket

アベノミクスで、何か変わったか

Pocket

いざなぎ超えと言われるが、実態は違う。

●実質国内総生産(GDP)
安倍政権下で4年連続プラス。年平均1.1%だ。なんと、これは民主党政権の3年間に負けている。あの頼りない民主党でも年平均1.8%成長だ。

●消費
安倍政権下では、年平均0.4%の成長。民主党の3年では、東日本大震災があったが1.3%の成長。

●雇用
民主党政権下の3年で雇用は30万人しか増えていない。正規雇用は50万人も減った。
安倍政権下の4年間で雇用は230万人増えた。内訳は、ほとんどが非正規で210万人。雇用が増えたといっても、団塊の世代がリタイヤしたので人手不足になっていた。GDPが、あまり変わらないのに雇用が大幅増なのは、雇用が劣化している証拠。本当に労働環境が改善していれば賃金も上がる筈だ。リタイヤした団塊の世代が、再雇用され非正規となり安い給料で働いている訳だ。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

Pocket

『「夢中になる」ことからはじめよう。』

Pocket

エリザベス・ギルバート

勇気がなければ、世界がどれだけ豊かさを差し出してくれたとしても、それを味わえないままに終わるだろう。勇気がなければ、君たちの人生は小さくまとまったまま終わるだろう。おそらく君たちが期待しているよりもかなり小さく

恐れに支配されている限り、永遠に変化は訪れず、歓びもなく、驚くべき展開も予想外の結末もない「恐れ」はいつでも、創造性が登場するやいなや大騒ぎし始めるものなのです。なぜなら、創造性とは、何が待ち受けているか分からない領域に足を踏み入れることだから

「恐れ」に決定権を与えない
道中何であれ、決定権を持つのは「創造性」と「私」だけ

アイデアはただ1つの衝動に突き動かされています。それは、「出現させてほしい」という衝動です

あなたの価値は、成功や失敗ではなく、自分の生き方を貫いているかどうかで決まります
何よりも恐ろしいのは、勝てなければ創造的活動を続ける意味がない、という見解です。忘れていないでしょうか。ただひたすらものを創り上げていくときの穏やかな誇らしさ、そして心を開き見返りを期待せずに創造物をあらゆる人々と共有する歓びを

現在見つかっている人類最古とされる芸術作品がつくられたのは4万年前のこと。一方で、発見された痕跡から考えると、農業が始まったのはたったの1万年前です。つまり、魅力的だけれど必要ではない作品を作る方が、日々の食糧を確保する方法を知るよりはるかに大事だったということ

私は年を経るごとに、「オリジナルなもの」には心を動かされなくなってきました。最近では、「本物であること」の方にはるかに強く感動します。あなたの芸術にいらないのは、オリジナリティ、そして「立派な意義」です

借金は、創造にかける夢を殺します

自由なのだから、なりたい自分になればいい。やりたいことは何でもやればいい。失敗する可能性が高いとしても、やりたいことは何ですか?

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

Pocket